シン活 #74-4

概要:ラフプレーによる警告

 

この試合、最後です。

試合終盤、に少しバウンドしたボールに対して、両チーム1名ずつの選手が寄せていきました。そこで、胸辺りに弾んだボールに対して、一人の選手が足を高く上げて蹴ろうとして、相手選手の顔を蹴ってしまいました。

 

幸い、本部(ベンチ)側とは反対のタッチ側だったのでベンチの騒ぐ声はあまり聞こえませんでしたが、近くにいた何人かの選手からも「カードでしょ」という声が上がりました。

私は「大丈夫、わかっているから」って言いながらゆっくりと近づいて行って、蹴った選手にイエローカードを提示。

その後に蹴られた選手に「大丈夫?どの辺に当たった?」って聞きました。

選手が「手でガードしたんで大丈夫でした」って言ってくれたので、幸いダメージはなさそうで良かったです。

 

後日、別の試合(私は副審担当)でインストラクターの方が主審に対して、イエローカードについては、上のカテゴリーになればなるほど、選手から「今のカードでしょ!?」ってアピールとかもあるので、すぐに出さないと、「選手に言われたから出した」ように見えてしまうと指摘されてました。

 

出すのはゆっくりだとしても、カードをポケットからすぐに抜けば、「レフェリー、カード出すんだな」ってわかるので、「選手から言われたから出した」ような印象を与えないので、まずはすぐにポケットから出すように意識するようにしていこうと思います。

ちなみに、私はイエローカードは右胸のポケットに入れていたんですけど、それだと明らかに出すのが遅くなるので、ズボンの右前のポケットに入れるようにしました。

 

ちなみにファウルの理由はラフプレー。

理由:足を無謀に高く上げて相手選手を蹴った

 

サッカー競技規則2023/24 | 日本サッカー協会 (jfa.jp)

第12条 ファウルと不正行為

1. 直接フリーキック

競技者が次の反則のいずれかを相手競技者に対して不用意に、無謀に、または過剰な力で行ったと主審が判断した場合、直接フリーキックが与えられる。
チャージする。
飛びかかる。
ける、またはけろうとする。
押す。
打つ、または打とうとする(頭突きを含む)。
タックルする、またはチャレンジする。
つまずかせる、またはつまずかせようとする。
身体的接触を伴う反則が起きたときは、直接フリーキックまたはペナルティーキックで罰せられる。
・不用意とは、競技者が相手にチャレンジするときに注意もしくは配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いて行動すること。懲戒の罰則は、必要ない。
・無謀とは、競技者が相手競技者にとって危険になる、または結果的にそうなることを無視して行動することで、警告されなければならない。
・過剰な力を用いるとは、競技者が必要以上の力を用いる、または相手競技者の安全を脅かすことで、退場が命じられなければならない。