概要:初レッドガードにまつわる話
初めてレッドカードを出しました。
4種(小学生)の帯同審判をしていた時からイエローカードは何枚も出しているので、良いんですけど(それでも出したら「小学生に・・・」って反発するコーチは多いです)、レッドカードは出した事がなかったので、
ただ、審判の割り当てをもらうようになったので、いつかは出さないといけない事がくるとは思っていたので、そういう状況になった時には出せるようにという覚悟はもってました。
大会:中学校(中体連)の地区の春季大会
状況:
時間 :前半15分
得点状況:A中学 1-0 B中学
場所 :Aチームが左サイドからの攻撃。Bチーム側に10mほど入った地点
Aチームの選手がパスを受けようとした所を、Bチームの選手が斜め後ろから足裏(スパイク)でアキレス腱の上付近を蹴る。Aチームの選手は蹴られた痛さで倒れてしまう。反則を受けたAチームの選手も「あれはアカンでしょ!」みたいな感じでアピールしてたんで、危ないプレーだというのは選手も思ったようです。
私は笛を吹いた後に、カードが必要という事と思いました。迷ったのはイエローにするかレッドにするかという点。何秒間かの間にもう一度自分の頭の中で「レッドかイエローかどっちや?」って、ファウルのプレーを思い浮かべましたが、足裏で後ろからいったというのがあったので、レッドカードを出しました。
出された選手はすぐに退場しましたが、チームメイトが結構抗議をしてました。
内容は「1発で?」とか「わざとちがうやん!」みたいな感じで全然納得してくれず、私が「足裏でいってるから」って説明しても無駄でした。
そこまでは、荒いプレーもなく来てたんですが、1枚のカードで試合の雰囲気は激変。
そのあとの苦労に関しては、次回で。
競技規則(2021/22) 第12条 ファウルと不正行為
ボールがインプレー時に反則があった場合にのみ、直接、間接フリーキックまたはペナルティーキックを与えることができる。
1. 直接フリーキック
競技者が次の反則のいずれかを相手競技者に対して不用意に、無謀に、または過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックが与えられる。
- チャージする。
- 飛びかかる。
- ける、またはけろうとする。
- 押す。
- 打つ、または打とうとする(頭突きを含む)。
- タックルする、または挑む。
- つまずかせる、またはつまずかせようとする。
身体的接触を伴う反則が起きたときは、直接フリーキックまたはペナルティーキックで罰せられる。
- 不用意とは、競技者が相手に挑むとき注意や配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いてプレーを行うことであり、懲戒の罰則は必要ない。
- 無謀とは、相手競技者が危険にさらされていることを無視して、または結果的に危険となるプレーを行うことであり、このようにプレーする競技者は、警告されなければならない。
- 過剰な力を用いるとは、競技者が必要以上の力を用いる、または相手競技者の安全を脅かすことであり、このようにプレーする競技者には、退場が命じられなければならない。