シン活 #23-3

概要:6月26日 U15サッカーリーグ京都の主審

 

タイトル:ラフプレー(イエローカード

 

宝ヶ池球技場でU-15リーグの主審。

 

ちなみに、このリーグ戦、前期(1回目の対戦)は済んでいて、対戦結果は引き分け。順位的にも近いので、実力差はほとんどないと思われるので、厳しい試合になるかなと予想してましたけど、案の定、試合開始から結構バチバチにやりあってました。

 

試合開始3分位で起こった浮き球の争いのあとに(私はノーファウル)、ベンチから「レフェリー、今の押してるやん、ちゃんとみてよ!」っていきなり言われて、「長い試合になりそうやな」って思いながら、ベンチの声は取りあえず聞いてないふりしました。

 

そのあとも、結構激しいスライディングでファウルを取ったんですけど(私としてはちょっとだけイエローも考えるくらいの強さで、やられた選手も痛がってました)、ファウルを取られたチームからは「ボールにいってるやん」って言われたんで、「ボールに行っていたら、「ガツン」って音はしないやろ」って強めに言って黙らせました。

 

両チームともに結構気も強そうだし、球際の争いもお互い激しいので、「これはしんどい」と思いながらジャッジしていたら、浮き球に対しての争いで選手が転倒したのでファウル。この争い、ちょうどファウルした選手が走ってくるところからみえていたんですが、接触する前からボールに寄せていく勢いが強すぎるので、「これは危ない」と思ってました。

 

ファウルする選手の動きが少し前から見えていたおかげで、ちゃんとファウルも認識できたし、ラフプレーという事でイエローカードを出しましたが、両チームともに納得いく判定が出来たと思います。

 

ただ、ファウルした選手に私がすぐに駆け寄って、イエローカードを出して、「今のは危ないから」って言って、ファウルした選手も自分でも危ないプレーだったという態度だったので特に気にしてなかったのですが、ファウルされた方のチームの選手が「謝れよ」って言ってきて、ちょっと面倒でした。

「僕が注意して彼も反省していたからそれでいいやろ?」っていっても、「謝ってない」って言って納得してない感じでした。

ただ、ファウルした選手はもう、守備位置についていて離れているし、今更呼び戻すのも変だし、あと、謝るとかどうとかは私としてはどうでもよくて、ファウルした選手がその事に対してどう思っているのか(なんとも思っていないのか、申し訳ないと思っているのか)の方が重要なので、ファウルされたチームの過度な謝罪要求に対してはちょっと違和感を覚えました。

 

それで、このあともっと色々と起こっていきます。

 

 

競技規則(2021/22) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

 

1. 直接フリーキック
競技者が次の反則のいずれかを相手競技者に対して不用意に、無謀に、または過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックが与えられる。

  •  チャージする。
  •  飛びかかる。
  •  ける、またはけろうとする。
  •  押す。
  •  打つ、または打とうとする(頭突きを含む)。
  •  タックルする、または挑む。
  •  つまずかせる、またはつまずかせようとする。

身体的接触を伴う反則が起きたときは、直接フリーキックまたはペナルティーキックで罰せられる。

  •  不用意とは、競技者が相手に挑むとき注意や配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いてプレーを行うことであり、懲戒の罰則は必要ない。
  •  無謀とは、相手競技者が危険にさらされていることを無視して、または結果的に危険となるプレーを行うことであり、このようにプレーする競技者は、警告されなければならない。
  •  過剰な力を用いるとは、競技者が必要以上の力を用いる、または相手競技者の安全を脅かすことであり、このようにプレーする競技者には、退場が命じられなければならない。