シン活 #24-2

概要:7月3日 U15サッカーリーグ京都の主審

 

タイトル:GKとFWの接触

 

予定時間より5分ほど遅れて試合開始。

雨はほぼ止んだとはいえ、ボールはほぼ転がらない状態。

両チームとも、グラウンド状態を見越して、ロングキックを蹴りあう展開。おのずとヘディングで競りあう場面が多く、競り合いを監視できる距離・角度を取る事が中々大変でした。

4種でやってきたからか、ヘディングの競り合いの見極めが苦手です(あと、コーナーキックも)。

 

そんなこんなで、ひとつ重要な場面が。

カウンターから、PA内目掛けて蹴り出したボールをFWが追いかけるシーンがありました。ただ、どう見てもGKの方が先にキャッチしそうだったので、後ろから追いかけながら、「頼むから無理にプレイしようとするなよ」とFWに対して心の中で思ってましたが、予想通りというか、GKがキャッチした際にFWが接触

GKの肘に当たったみたいで、結構痛がってました。とりあえず頭とか顔じゃなかって良かったけど、危ないプレーだったんで迷わずにイエローカードを出しました。

GKに「大丈夫?どこ?」って聞いたら、痛そうではあったけど、「肘です。大丈夫です」って答えてくれたんで一安心。

ただ、ファウルされた方のベンチは「レフェリー、足裏やろ!」とか色々と文句いってました。「ファウル取ったし、イエロー出したし文句いうなよ」と思いながらもプレー再開。

ファウルされた方のチームのベンチは騒いでましたけど、選手はイエローも出した事で納得してくれてたんで、このあとに影響せずに良かったです。

 

ちなみに、イエローカードの理由はラフプレー。

無謀がイエローで過剰がレッドなんですけど、個人的には無謀の方が悪い気がするんですけど、そう思うのは私だけかな?

 

あとから、副審(2級審判)の方からもらったアドバイス

  • 迷わずにイエローカードを出したのはいい判断
  • 笛の音が通常のファウルと同じだったので、強く吹くべきだった
  • ゆっくり近づいていったので、もっと素早く駆け寄って、ファウルした選手に注意した方がいい

この試合に関して、もう1つか2つ書きます。

 

 

競技規則(2021/22) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

 

1. 直接フリーキック
競技者が次の反則のいずれかを相手競技者に対して不用意に、無謀に、または過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックが与えられる。

  •  チャージする。
  •  飛びかかる。
  •  ける、またはけろうとする。
  •  押す。
  •  打つ、または打とうとする(頭突きを含む)。
  •  タックルする、または挑む。
  •  つまずかせる、またはつまずかせようとする。

身体的接触を伴う反則が起きたときは、直接フリーキックまたはペナルティーキックで罰せられる。

  •  不用意とは、競技者が相手に挑むとき注意や配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いてプレーを行うことであり、懲戒の罰則は必要ない。
  •  無謀とは、相手競技者が危険にさらされていることを無視して、または結果的に危険となるプレーを行うことであり、このようにプレーする競技者は、警告されなければならない。
  •  過剰な力を用いるとは、競技者が必要以上の力を用いる、または相手競技者の安全を脅かすことであり、このようにプレーする競技者には、退場が命じられなければならない。