シン活 #95-3

概要:U-11府リーグの主審

詳細:反スポ(SPA大きなチャンスの阻止)

 

2024年11月のU-11府リーグの主審3試合の1試合目。

1枚警告が出たけど、試合自体はその後も荒れることなく、無事前半終了。

後半も落ち着いた試合展開でしたが、右サイド相手陣内に少し入った所でボールを持った選手がDFをかわして縦に突破しようとした所をDFが体をぶつけて阻止。

抜け出したら明らかに大きなチャンスだったので(SPA)、迷わずイエローカードを出しました。

 

警告2枚って上位のカテゴリーなら普通ですけど、U-11では中々に多いので、試合後に本部に結果報告したら驚かれました。

 

ちなみにSPAって下記の略(頭文字)です。

 

  • commits any other offence which interferes with or stops a promising attack, except where the referee awards a penalty kick for an offence which was an attempt to play the ball or a challenge for the ball

第12条 ファウルと不正行為

3. 懲戒処置

 

警告となる反則
競技者は、次の場合、警告される。
・反スポーツ的行為を行う。

反スポーツ的行為に対する警告

相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害または阻止するためにその他の反則を行う。ただし、ボールをプレーしようと試みて、または、ボールに向かうことで(相手競技者に)チャレンジして反則を行い、主審がペナルティーキックを与えた場合を除く。

 

 

 

シン活 #95-2

概要:U-11府リーグの主審

詳細:ラフプレーでの警告(GKへのタックル)

2024年11月のU-11府リーグの主審3試合の1試合目。

 

久しぶりにU-11(5年生)の試合を担当しましたが、U-12と比べると体も小さく、プレーのスピードや技術では見劣りします。

ただ、技術が未熟がゆえに予想外のミスがあったりで、それはそれでやりにくい部分もありました。

 

イエローカードを出したのは前半。攻撃側がFWの選手にパスを出そうとしたけど、ずれてしまい、転がったボールを守備側のGKが前に出て、PAの少し内側でボールを取ろうとしてました。

 

そこにFWの選手があきらめずに猛然とダッシュしてきました。

ただ、誰がどう見ても間に合いそうにないので、その様子を見ながら、「絶対間に合わんからあきらめろよ」と願ってましたが、結局FWの選手はスピードに乗ったまま、ボールを捕球したGKにスライディングタックル。

「行くなって言ったのに(言ってないけど)」と思いながら、GKに駆け寄ったら太もも付近を押さえて痛がってました。

 

明らかに無茶な(競技規則の言葉でいうと「無謀」)行動だったので、迷わずイエローカードを出しました。

すぐにカードを出したので、やられた方のベンチも騒ぐ事もなかったです。

幸い、少し時間をおいたらGKの子は普通に立ち上がったので、一安心。

 

警告を受けた選手はカードを出された事に驚いた(ショックを受けた)様子でしたが、ショックを受けたかどうかは関係なく明らかに危ないプレーだったので、「あれは危ないわ」って注意しました。

 

試合自体、ほとんどファウルもなく落ち着いた感じだったんですけど、突発的にこういった危ないプレーが起こったりするので、油断はできないです。

 

ちなみに何回か書いているかもしれないけど、「無謀」と「過剰」ってどっちが悪いのかイマイチつかめないんですよね。

 

  • 不注意・・・Careless
  • 無謀・・・Reckless
  • Using excessive force・・・過剰

第12条 ファウルと不正行為

 

1. 直接フリーキック

競技者が次の反則のいずれかを相手競技者に対して不用意に、無謀に、または過剰な力で行ったと主審が判断した場合、直接フリーキックが与えられる。
チャージする。
飛びかかる。
ける、またはけろうとする。
押す。
打つ、または打とうとする(頭突きを含む)。
タックルする、またはチャレンジする。
つまずかせる、またはつまずかせようとする。

 

・不用意とは、競技者が相手にチャレンジするときに注意もしくは配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いて行動すること。懲戒の罰則は、必要ない。
・無謀とは、競技者が相手競技者にとって危険になる、または結果的にそうなることを無視して行動することで、警告されなければならない。
・過剰な力を用いるとは、競技者が必要以上の力を用いる、または相手競技者の安全を脅かすことで、退場が命じられなければならない。

 

 

 

シン活 #95-1

概要:U-11府リーグの主審

詳細:3試合でイエローカード4枚炸裂

 

2024年11月のU-11府リーグの主審3試合。

 

40分ゲーム(20分ハーフ)×3試合で120分なんで、いくら5年生の試合とはいえまあまあきつい。試合前から念入りにアップして試合に臨みました。

 

この日は3試合でイエローカード4枚。

ラフプレーで1枚、反スポ(SPA)で1枚、異議で2枚とU-11とは思えない枚数でした。

次回以降で内容を書いていきます。

 

 

 

シン活 #94

概要:U-12府リーグ2部の主審

詳細:ベンチへの対応(オフサイドの後の再開位置)

 

夏前の試合から止まっていたんですけど、そっちについては書くのが気が進まないので、直近の分から書いていきます。

 

2024年12月にU-12府リーグ2部の主審をしました。

2試合担当したんですが、1試合目が両チームとも西地区(息子の所属していたチームもそこの所属)だったので、コーチの顔も知っているのでちょっとやりにくかったです(向こうが私の顔を知ってるかどうかはわかりませんが)。

 

試合は両チームともほぼ互角で中々激しい試合をしてました。

それで、攻撃していたチームが相手陣内少し入った所でトップの選手の前のスペースにパス。

トップの選手が10mほど走ってPAの少し内側でボールを受けたんですけど、残念ながらオフサイド

それで、守備側の間接フリーキックから再開なんですけど、GKがボールを置こうとしたら何かベンチから大きな声。

「もっと前もっと前」と再開位置を指示していたんですけど、攻撃側の選手がボールを触った場所より5mほど前に来てたんで、「違う。下がって。ボール触った場所から」とGKに伝えました。

 

そしたら、守備側ベンチから「なんでや!もっと前からやろ!」って結構な大声で抗議。無視したかったんですけどあまりにも騒いでいたんで、しょうがないのでベンチに駆け寄っていきました(ちなみに反対側のサイドから)。

 

近づいて行ったら、「なんであそこからなんや!もっと前やろ!」って結構なテンションだったんですけど、ここは私も落ち着いて「いやいや、ボールに触った場所から再開なんで」って伝えたら、「それやったら、ボールが転がって行って触ったらそこからか!?」って言われました。

 

まあ、そこはある程度の頃合いとかGKと接触しそうなら早めに上げるとか色々とあるんだけど、これ以上話しても埒があかないんで、「これ以上はやめて下さい。とりあえず後で競技規則みて下さい。」って話して、振り返って戻ろうとしたら、後ろから「絶対おかしいやろ!」ってまだ言ってきたので、「もうあかん」って思って、もう一度振り返ってイエローカードを出しました。

 

相手もその覚悟だったみたいで、特に文句をいうでもなく、淡々と受け止めてました。

 

ちなみに、チーム役員に対する懲戒って、当たり前ですけど背番号とかないんで名前を聞かないといけないんです。

この時は顔を知ってる方だったので名前は知ってましたけど、一応、「〇〇さんですよね」って確認してからブッキングしました。

警告出しておいて「お名前は?」って聞くのはちょっと間抜けな感じがするんですけど、みんなどうしてるんですかね?

 

後から、先輩レフェリーに「わざわざ行って話さずにハーフタイムとかに話したらよかったのに」って言われました。

これについてはあまり納得は出来てなくて、過去にベンチへの対応について、「ベンチあんだけうるさいのを放っておいたらあかんわ」って別の先輩レフェリーに言われた事もあるし、どれが正解なんかよくわかりません。

自分なりに色々と試してみて、自分にとってベストな対応方法を見つけていくしかないですかね。

 

ちなみに、オフサイドの後の、再開場所って昔はボールが出た瞬間にオフサイドになった選手がいた場所から再開(多分10年以上前のルール)。

特に4種(小学生)のコーチの場合、そのままのルールだと思い込んでいる方が結構いるので、オフサイド後の再開場所で結構文句言われることは多いです。

細かい部分まではいいけど、少しはルールを覚えて(変更になった部分は理解しておいて)欲しいなと思ったりもします。

第11条 オフサイド (関連通達22.08.31)

 

2. オフサイドの反則

ボールが味方競技者によってプレーされたか触れられた*瞬間にオフサイドポジションにいる競技者は、次のいずれかによってそのときのプレーにかかわっている場合にのみ罰せられる。*ボールを「プレーした」か「触れた」最初のコンタクトポイントを用いるべきである

4. 反則と罰則

オフサイドの反則があった場合、主審は、その競技者のハーフであっても、反則が起きたところから行われる間接フリーキックを与える。

 

第12条 ファウルと不正行為

ボールがインプレー中に反則があった場合にのみ、直接、間接フリーキックまたはペナルティーキックを与えることができる。

 

チーム役員

テクニカルエリアに入ることのできる者(交代要員、交代して退いた競技者またはチーム役員)、もしくは退場になった競技者による反則があり、その反則を行った者を特定できない場合、テクニカルエリア内にいる上位のコーチが罰則を受ける。

 

警 告
警告となる反則は、次のとおりである(ただし、これらに限らない)。
・明らかに、または繰り返して自分のチームのテクニカルエリアから出る。
・自分のチームのプレーの再開を遅らせる。
・意図的に相手チームのテクニカルエリアに入る(対立的ではなく)。
・言葉や行動により異議を示す。例えば、
 ・ドリンクボトルやその他の物を投げる、またはける。
 ・審判員に対するリスペクトを明らかに欠いた行動をとる(皮肉な拍手などで)。

・レフェリーレビューエリア(RRA)に入る。
・過度に、または繰り返し、レッドカードやイエローカードを求める身振りをする。
・VARレビューのために用いるTVシグナルを過度に示す。
・挑発するような、または相手の感情を刺激するような行動をとる。
・容認できない行為を繰り返し行う(注意となる反則を繰り返すことを含む)。
・試合にとってリスペクトに欠ける行為を行う。

 

シン活 #93

概要:サンガカップ&全日あるある

詳細:審判服の襟

 

全日・サンガカップ(特に1回戦や2回戦)で気になるのが審判が白襟のよく言えばクラシカルな審判服を着ている人がわりといるって事。

 

理由は大体わかるんですけど、これ以上書くのは止めておきます。

シン活 #92

概要:サンガカップ

詳細:アフターのファウル

 

1月12日13日とサンガカップに帯同しました。

13日に主審した分に関しては下記に書きました。

 

シン活 #91 - 渦の中で

 

12日も帯同していて、その時も主審するつもりだったんですが、相手チームが頑なに勝ち審(勝った方が主審)っていってきたので、チームが負けたので私は予備審。

そこまで言うので結構自信あるのかなと思ったら、まあそこまで上手ではないなあと思いながら予備審として試合をみてました。

 

まあ、特に荒れたりする事はなく試合は進んでましたが、後半残り時間5分くらいでゴール前でアフターの接触があって、守備側の選手がうずくまったままになってました。

ただ、ボールは守備側がはね返していたので、主審はファウルを取らずにそのままプレーが続きました。

 

私から主審に伝えようかなと思ったら、主審も選手が倒れたままという事に気づいてプレーを止めて選手の方に近づいていきました。

 

倒れている選手側のコーチの一人が「アフターやろ!」って声を荒げてたんで、「ちょっとヤバいな」と感じて、「ちょっと待って下さいね」ってベンチに伝えて、すぐに主審に「レフェリー、入ってもらっていいですか?」って伝えて入ってもらいました(その怒ってたコーチが入っていったんで少し嫌でしたが)。

 

その選手はグラウンドから出たけど、交代の選手が用意出来てなかったので私の方から「交代の選手準備できます?」って伝えて、代わりの選手を入れるところまで、予備審としての役割は滞りなくできたかなと思いました。

 

試合後に主審に確認しましたが、「わざとではなかったので」って言っておられました。まあ、わざとかどうかはファウルに関係ないんですけど、アフターでちゃんと見えてなかったのかも知れません(帯同審判なんであんまり偉そうな事は言わないようにしました)。

 

アフターのファウルって、ボールをそのまま追いかけたら見過ごしてしまうんですけど、そうはいっても、条件反射的にボールを追いかけてしまうんで、難しいんですよね。

でも、アフターのファウルって結構危ないし、そこをきっちりとらないとベンチは怒りがちなんですよね。

 

シン活 #91

概要:サンガカップ

詳細:懲戒処分後の再開

 

前の分、まだ書きかけなんですけど、先にこっちを。

あと、ごく少数ながら楽しみにされている方もいらっしゃるので、最低週1回は書きたいと思います。

 

何回も話してるんでこのブログを見ている少数の方はご存じですが、京都の4種(小学生)は年明けからサンガカップという6年生にとっては最後の公式戦があります。

勝ち上がっていけば、KBS京都というローカル局とはいえテレビに映ります。

 

この大会は小学生最後の大会だけあって、全日予選にも引けをとらない盛り上がりで、1回戦から保護者・他学年の応援もすごいです。

そんな中で審判するのは当然みんな嫌がるので、息子の所属していたチームから毎年「審判してもらえますか」って頼まれてます。

 

今年は、1月12日13日と審判帯同しました。12日は予備審(第4審)でしたが、13日は3回戦の主審。

対戦カードを確認すると、中々激しい試合になりそうな感じだったので、その覚悟で試合に臨みました。

(あと、片一方のチームのコーチが色々と発言される事で有名な方だったので余計に)

 

いざ試合が始まると、試合開始早々に得点が入ったせいもあってか、特に荒れる事もなく、ファウル自体も試合を通して2つか3つしかなくて、安心してました。

 

それで、点差も4-0となって、残り時間も2分を切ったところでいきなり事件発生。

 

カウンター気味に左サイドを突破した選手に対して、GKが飛び出してタックル。

ラフプレーというほどの危険には感じなかったものの、相手のチャンスをつぶしたのでSPAと判断(左サイドのタッチライン際だったので、DOGSOではない)。

 

攻撃側のチームがすぐにプレーを再開する感じはなかったので、イエローカードを出しました。

それで私が警告の内容(時間・選手の背番号・理由)を記入している途中に、攻撃側の選手がプレーを再開(ボールを蹴った)ので、慌てて笛を吹いてプレーを停止。

そしたら、攻撃側のチームの監督が「なんで止めるの?止めてないやん!」って文句言ってきました。

 

「いや、止まってます」って答えたら、まだ文句言いたそうでしたけど、「終わってからでいいわ」って言われたんで、「いや、終わってから話すんかい」って思いながら、プレー再開。

残り時間も少なかったのでその後は特に何もなく試合終了。

それで、フィールドから出ようとしたら、その監督がフィールドのすぐ外にちゃっかり待ち構えてました。

「やっぱりおるんかい」て思いながら、フィールドから出るとすぐに話しかけてこられたんで、「次の試合もあるんで、もう少し離れましょう」って伝えて、場所を少し移動。

色々と数分間、話をしてましたが、まとめると次のような感じ。

 

相手の見解:

  • ファウルで笛は吹いた
  • ただし、プレーを止めるという笛はなかったので、再開を止めるのはおかしい

私の見解:

  • ファウルで笛を吹いた
  • 攻撃側にすぐに再開する意思がなかったのでカードを提示
  • カードを提示したので、処置を終えるまでは(記入するまで)再開しない

 

一応きちんと説明したら納得はしてもらえました。

新年1発目から中々に大変な試合でした。

 

 

私の反省点:

4種なんでカードが出される事に選手もスタッフも慣れてないので、選手(キッカー)に「ちょっと待ってね」って伝えておいた方がよかったのかなと思いました。

 

あと、ファウルが起こった際に「今日は帯同審判なんでカード出さんとこかな」とも思いましたが、おそらくカード出さなかったらそれはそれでその監督が「カードやろ!」って文句言ってくるかなと思うので、そっちの方が余計にややこしかったかなと思いました。

 

別件ですが、この試合、アドバンテージを取った流れでそのまま得点したので、個人的にはそれが気持ち良かったです(ただの審判の自己満足)。

 

第12条 ファウルと不正行為

3. 懲戒処置

 

 
カードを示すためにプレーの再開を遅らせる
主審は、競技者を警告する、または退場させると判断した場合、罰則の処置をし終えるまでプレーを再開させてはならない。ただし、反則を行っていないチームがすばやいフリーキックを行い、明らかな得点の機会を得られ、主審が懲戒の罰則の手続きを始めていない場合を除く。罰則の処置は、次にプレーが停止されたときに行われる。なお、反則が相手チームの決定的な得点の機会を阻止したものであった場合、競技者は、警告されることになり、相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害または阻止したものであった場合、競技者は、警告されない。

 

 

シン活 #90-5

概要:高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2024京都1部リーグの主審

詳細:副審が・・・

 

かなり間が空いてしまってます。

前半のプレーを紹介。

攻撃側の左サイド、PA少し外の辺りにいたFWにパス。このFWは私が見ていても明らかにオフサイドかなという感じだったので、フラッグが上がったらすぐに笛を吹ける準備をしてましたが、そのFWはボールに触れずに、後ろから来た選手がボールを受けてシュート。DF側がブロックしてゴールラインを割ったのでコーナーキックジェスチャーをしたらベンチ側が騒がしいので確認したら、副審のフラッグが上がってました。

 

オフサイド取られたチームの選手は「あれでオフサイドは絶対ないわ!」って文句いていたし、私が見てても明らかに2列目の選手は後ろから来てたと思いました。

「本当かな?」と疑問に思いながらも、副審の位置は遠かったのと、選手もそこまで騒ぐことはなかったので、そのままプレー再開。

 

その後も、何度かオフサイドの判定で、「絶対ないって!」って選手が文句をいう判定があって、私に対しても「レフェリー、副審ちゃんとみてる⁉」って言ってきましたが、私からしたら、「そんなん知るか!」って思いながらも、「副審は真横で見てるから」って、苦しい言い訳をしました。

 

私の力量からして、U-18の90分ゲームって自分の事だけでも精一杯なのに、副審が頼りにならないのは結構きつかったです。

 

それが後々大きく響くことになってしまいました。

 

 

シン活 #90-4

概要:高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2024京都1部リーグの主審

詳細:いよいよ試合&アドバンテージからのイエローカード

 

ちなみに対戦相手について。

少し前に終わった高校総体予選で優勝したH高校の2ndチームと総体予選ベスト4のF高校の対戦。

事前に審判仲間から色々と情報を仕入れましたが、大変な試合にしかならない予感。

 

試合は前半1-1と前半はほぼ拮抗した試合。ファウルもまあ、それなりにあったけど、まあまあ取れてて、いい感じでした。

 

この試合、自分の中では結構調子良かったです。

1個ナイスジャッジを紹介。

 

前半34分、PAより10mくらいセンターラインより、ほぼ中央で、H高校が攻撃。

F高校の選手がタックルしたが明らかにファウル。ただ、ボールが転がって、H高校の別の選手が拾ったので、「プレーオン!」って叫んでアドバンテージをとりました。

 

アドバンテージとりながらも、ファウルした選手の背番号を確認。ボールを拾ったH高校の選手はすぐにシュートを打ったけど、ディフェンスの選手に当たってゴールラインを割って、コーナーキック

すぐに笛を吹いてプレーを止めて、先ほどのファウルをした選手にラフプレーで警告。

 

やられた方の選手が結構痛がってたんで、「大丈夫?どこ?スネ?」って状況を確認。

足首をやられたようで結構痛そうでしたが、少し時間をおいたら立ち上がってくれたのでよかったです。

 

ちなみに、SPA(相手の大きなチャンスを反則で防いだ)でアドバンテージを取った場合は警告なしですが、この場合はラフプレーだったので、警告しました。

(たまたまどの選手が反則したのか確認できたから警告出来たけど、もし、カウンターで自陣深くから素早い攻撃とかなった場合、誰がやったか確認できる自信はないです。

そういえば、この前、社会人の試合でそんなプレーがあったので紹介します。)

 

 

サッカー競技規則2023/24 | 日本サッカー協会

 

第12条 ファウルと不正行為

 

 

アドバンテージ
警告や退場となるべき反則に対して主審がアドバンテージを適用したとき、この警告や退場処置は、次にボールがアウトオブプレーになったときに行われなければならない。しかしながら、反則が相手チームの決定的得点の機会を阻止するものであった場合、競技者は、反スポーツ的行為で警告され、反則が大きなチャンスとなる攻撃を妨害または阻止したものであった場合、警告されない。

明らかな得点の機会を除き、著しく不正なプレー、乱暴な行為または2つ目の警告となる反則を含む状況で、アドバンテージを適用するべきでない。アドバンテージを適用した場合、主審は次にボールがアウトオブプレーになったとき、その競技者に退場を命じなければならないが、競技者がボールをプレーする、もしくは相手競技者にチャレンジする、または妨害した場合、主審は、プレーを停止し、競技者を退場させ、間接フリーキックでプレーを再開する。ただし、その競技者がより重い反則を行った場合を除く。
守備側競技者がペナルティーエリアの外で攻撃側競技者を押さえ、そのままペナルティーエリア内でも押さえていた場合、主審は、ペナルティーキックを与えなければならない。

 

 

 

 

シン活 #90-3

概要:高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2024京都1部リーグの主審

詳細:試合前(不安たっぷり)

 

U-18のリーグ戦は初めてでした。U-15のリーグ戦は何度も審判しているので同じような感じかなと思ったら、全然ちがいました。

 

どちらも副審は前後の試合のチームが担当するんですが、U-15の場合はほとんどがコーチがされてるので、きちんとやってくれるので、「副審、あてにならないな」と思ったことはほぼありませんでした。

本部運営も同じく前後の試合のチームが担当するので、きっちりやってくれてるので、ストレスに感じた事はありませんでした。

 

それが、U-18リーグの場合は、副審は同じ帯同審判でも、ほとんどが選手(高校生)。

ちゃんとやろうとする選手もいれば、「審判だるいわ」オーラが出ているタイプもいて、この試合の私の場合は、はっきりいって後者の方でした。

 

本部は、本部役員に顧問の先生、記録員はマネージャー(大体女の子)というのが多いみたいですが、顧問の先生はほとんどどっか行ってたりして(次の試合だったりしたら、仕方ないかも)、私の試合は後者でした。

まあ、これが後々大変な事になるんですが、それはまた、次回。

 

まとめるとこんな感じ:

  • 色々と不安を抱える主審(私)
  • あまりやる気のない副審
  • 本部役員はほとんど不在