概要:フリーキックでの再開
3月16日にU-15京都府2部リーグの主審をした時の話(帯同審判として)。
試合後にチームの監督から質問されました。
「後半3本あったフリーキック、全部笛を吹いて止めてたけど、止める必要なかったんじゃないですか?」
一応、すべてキッカーに聞いた上で止めていたんですけど、確かに聞く必要もなかったキックもあったかなと思います。
私もよくミスるんですけど、攻撃側の選手が早く始めたいのか落ち着いて蹴りたいのかその意図を理解してあげる事。そうでないと、グダグダになってしまったり、不必要に再開が遅くなったり、無駄なカードが出たりするので、選手もベンチも観客もストレスのない再開ができるようにするのって、結構難しいんですよね。
フリーキックの再開って、結構審判のレベルがわかったりします。
直接フリーキックの注意点(私がこれまで教わった事):
- 一番大事なのは攻撃側(ファウルされた方)のクイックリスタートを保証する事。そのために、守備側の選手が近づいて再開の邪魔をする事は防ぐ必要がある
- よく守備側の選手が「レフェリー止めて」というけど、守備側の選手にそんな権利はない(ファウルをした側なので)。攻撃側の選手が止めて欲しいといった場合は笛を吹いてプレーを止めていることを明確にする
- 審判が勝手に笛を吹いて止める事もしない