シン活 #52-2

試合:U-11府リーグ(後期)の主審2試合

 

概要:ゴールキーパーとの接触

 

引き続き、2022年12月24日、吉祥院グラウンドで行われたU-11の試合。

 

自分の事は棚に上げて、気になったプレーについて(多分3つ)。

 

一つ目はゴールキーパーと相手チームの選手との接触について。

ゴール前(ゴールエリアの少し外)にサイドから高く上がったクロスボールに対して、ゴールキーパーが飛び出してボールをキャッチ。キャッチした後に、競り合った相手選手と接触して、うずくまってしまいました。

 

ファウルの笛を吹いてすぐにキーパーの元に近づいて確認。お腹にあたったみたいでしばらく起き上がれなかったですが、何とか立ち上がりました。

 

・相手選手に対して

ゴールキーパーは結構痛そうにしていたので、カードを出すかどうか悩みましたが、U-11という事もあって、注意はしましたけど、ノーカードにしました。ぶつかった選手もさすがにまだ5年生という事で、申し訳なさそうな顔をしていたので、まあ、それでよかったかなと。

 

・ベンチを入れるかどうか

ベンチも心配そうにしてたので、いれるかどうか迷ったんですが、GKの子が立ち上がって少し休んだら大丈夫そうだったので、入れませんでした。

ただ、GKの子だけ見るのではなく、ベンチの方にも何度か視線を向ける事で、ベンチが「ちゃんと対処しろよ」って思わないようには出来たかなと思います。

 

・周りの選手達

さすがにまだ小学5年生だけあって、敵味方関係なくキーパーの周りに集まって「大丈夫か?」とか心配してました。

これが中学生とかになったら、「謝れ!」とか「危ないやろ!」って相手選手に対して文句をいったり、「今のはカードやろ⁉」って審判に対していう選手がいたりで、まあまあ気を遣うんですが、5年生だけあって、まだ素直で良かったです。

 

ちなみに選手が負傷した場合、まあまあ色々と大変なんで、ちゃんと段取り良く対処できるように常に心の準備をしておかないと、グダグダになってしまいがちです。

 

 

競技規則(2022/23) 第5条 主審(一部抜粋)

負傷

  •  競技者の負傷が軽い場合、ボールがアウトオブプレーになるまでプレーを続けさせる。
  •  競技者が重傷を負った場合、プレーを停止し、確実にその競技者を競技のフィールドから退出させる。負傷した競技者が競技のフィールド内で治療を受けることはできず、プレーが再開された後に復帰する。ボールがインプレー中はタッチラインからのみ復帰することができるが、ボールがアウトオブプレー中であれば、いずれの境界線からであっても復帰できる。競技のフィールドから退出する要件につき、次の場合のみ例外とする。
    ゴールキーパーが負傷したとき。
    ゴールキーパーフィールドプレーヤーが衝突し、対応が必要なとき。
    ・ 同じチームの競技者が衝突し、対応が必要なとき。
    重篤な負傷が発生したとき。
    ・ 相手競技者が警告される、または退場を命じられるような体を用いた反則(例えば、無謀な、または著しく不正なファウルとなるチャレンジ)の結果として競技者が負傷したが、負傷の程度の判断と治療がすばやく完了できるとき。
    ペナルティーキックが与えられ、負傷した競技者がキッカーとなったとき。
  •  出血した競技者を確実に競技のフィールドから離れさせる。その競技者は、止血および用具に血液が付着していないことが十分に確認された後、主審の合図を受けてからのみ復帰できる。
  •  主審がメディカルスタッフまたは担架搬送者の競技のフィールドへの入場を認めた場合、競技者は、担架に乗って、または歩いて、競技のフィールドから離れなければならない。競技者が拒んだならば、反スポーツ的行為で警告されなければならない。
  •  主審が負傷した競技者に警告または退場を命じる決定をした後で、その競技者が治療のため競技のフィールドを離れる場合、その競技者が競技のフィールドを離れる前にカードを提示しなければならない。
  •  その他の理由でプレーが停止されているのではなく、また競技者の負傷が反則に起因していないのであれば、プレーは、ドロップボールにより再開される。