試合:U-12京都府リーグ2部 後期
概要:選手の出血
引き続き11月26日、伏見桃山運動公園で行った4種の主審。
1試合目。前半は0-0.後半になってわりと早い時間に1点入り1-0.
ハーフ20分の後半10分過ぎ。負けているチームのコーナーキックの際に、勝っている方の選手が私に「審判、鼻血がでました」と言われました。
急いで笛を鳴らして試合を止めて時計もストップ。
選手に近寄ってみたら、幸いそれほどの量ではありませんが確かに血が出てました。
選手が出た選手をゴール前からベンチまで連れていきながら、負けているチームの前を通る際に、「時計は止めてます」って声をかけたら、「わかりました」って返事してもらったんで、納得してもらえたと思います。
この辺も、4種帯同で審判していた時は、選手がケガをした時に時計を止めるのを忘れてたりしましたが、さすがに色々と経験したので落ち着いて対処できたかなと思います。
競技規則(2022/23)
第5条 主審(一部抜粋)
負傷
- 競技者の負傷が軽い場合、ボールがアウトオブプレーになるまでプレーを続けさせる。
- 競技者が重傷を負った場合、プレーを停止し、確実にその競技者を競技のフィールドから退出させる。負傷した競技者が競技のフィールド内で治療を受けることはできず、プレーが再開された後に復帰する。ボールがインプレー中はタッチラインからのみ復帰することができるが、ボールがアウトオブプレー中であれば、いずれの境界線からであっても復帰できる。競技のフィールドから退出する要件につき、次の場合のみ例外とする。
・ ゴールキーパーが負傷したとき。
・ ゴールキーパーとフィールドプレーヤーが衝突し、対応が必要なとき。
・ 同じチームの競技者が衝突し、対応が必要なとき。
・ 重篤な負傷が発生したとき。
・ 相手競技者が警告される、または退場を命じられるような体を用いた反則(例えば、無謀な、または著しく不正なファウルとなるチャレンジ)の結果として競技者が負傷したが、負傷の程度の判断と治療がすばやく完了できるとき。
・ ペナルティーキックが与えられ、負傷した競技者がキッカーとなったとき。- 出血した競技者を確実に競技のフィールドから離れさせる。その競技者は、止血および用具に血液が付着していないことが十分に確認された後、主審の合図を受けてからのみ復帰できる。
- 主審がメディカルスタッフまたは担架搬送者の競技のフィールドへの入場を認めた場合、競技者は、担架に乗って、または歩いて、競技のフィールドから離れなければならない。競技者が拒んだならば、反スポーツ的行為で警告されなければならない。
- 主審が負傷した競技者に警告または退場を命じる決定をした後で、その競技者が治療のため競技のフィールドを離れる場合、その競技者が競技のフィールドを離れる前にカードを提示しなければならない。
- その他の理由でプレーが停止されているのではなく、また競技者の負傷が反則に起因していないのであれば、プレーは、ドロップボールにより再開される。
第7条 試合時間(一部抜粋)
3. 空費された時間の追加
主審は、以下のように前半、後半に空費されたすべてのプレーイングタイムを追加する。
- 競技者の交代
- 負傷した競技者の負傷の程度の判断や競技のフィールドからの退出
- 時間の浪費
- 懲戒の罰則
- 「 飲水」タイム(1分間を超えるべきではない)や「クーリング」ブレーク(90秒間から3 分間で)など、競技会規定で認められる医療上の理由による停止
- VAR のチェックやレビューに関わる遅延
- プレーの再開を著しく遅らせる行為(例えば、得点の喜び)を含む、その他の理由