ジュニアサッカージャッジ リプレイ#65

 概要:オフサイドあれこれ

 

土曜日(1月4日)は、息子のチームの初蹴りがあって、保護者VS選手(自分の子供)では、前半0-2からの後半逆転で3-2で勝ちました。「私の華麗な足技をみせつけて・・・」といいたい所でしたが、保護者側に参加してくれた中学生がいたからで、それがなかったら負けてました。保護者だけだったら来年はさすがに勝てない気がします。

 

6年生と5年生のサンガカップに出場する選手は、午後から練習した後で出場するAチームとBチームで20分3本の試合をしましたので、私が審判をしました。

次の日曜日(1月5日)にはBチームのサンガカップの試合があって、2試合審判をしましたが、2試合目で副審をしました。

土曜日と日曜日にあったオフサイドに関するジャッジについて書きます。

 

戻りオフサイド

土曜日の試合で、PAの少し外、ほぼ中央で待つトップの選手にパスが出たんですけど、そのパスがスピードが遅くて、トップの選手が少し下がってボールを受けました。でも、残念ながらパスが出た時点でその選手はオフサイドポジションにいたので、私はオフサイドをとりました。その時に、オフサイドをとられたトップの選手が「戻ったのに・・・」ってボソッと言ってました。

いわゆる「戻りオフサイド」なんですけど、パスが出た(蹴った)時点でどこにいたかでオフサイドになるのでいくら戻った所で、そのボールには触っちゃだめ。

 

ジュニアでは(低学年では特に) パスしたボールのスピードがすごく遅かったりするので「戻りオフサイド」は結構あります。

 

変わったプレイ(オフサイドじゃない)

日曜日のサンガカップで2試合目に副審をしていました。その中でちょっと変わったプレーがありました。

中央センターサークルから少し相手側に入った所から攻撃側の選手がキックしたボールがキックミスしたためか、かなり山なりのボールになりました。

それで、ボールを蹴った時点では守備側の選手がゴールエリアの横のライン辺りにいて、攻撃側の選手が2人、ペナルティーマーク辺りにいました。

蹴ったボールが山なりになって落ちてくるまでの間に守備側の選手がPAの横のライン辺りまで上がりました。それで、山なりになったボールが落ちてきたのが攻撃側の選手が待つペナルティーマーク辺り。攻撃側の選手が落ちてきたボールをトラップした所で守備側の選手は手を上げたり、「オフサイド!」とアピールしますが、残念ながらオフサイドではないので、私は両手を前に出して「GO!」と叫びました。

結局得点にはつながらなかったですけど、守備側の選手は普通ではない事とはいえ、オフサイドかどうかちゃんと把握できていなかったことと、勝手にオフサイドと判断したのか、誰も落ちてきたボールに競りにいかなかったのはダメですよね。

 

やっぱり、審判が笛を鳴らすまではちゃんとプレーし続けないといけませんね。