シン活 #26-2

概要:7月24日 京都府社会人リーグ1部の副審

 

タイトル:ファウルサポート

 

副審の役割の一つとして、ファウルが起こった際に主審が見えてなかったりしたら、教えてあげるというのがあります(ファウルサポート)。

 

これが中々難しくて、まだ上手く出来ないです。

ファウルサポートしようとすると、ファウルが起こったタイミングでフラッグアップしてしまうし、ファウルサポートを控えようとしたら、自分の目の前でファウルが起こってもフラッグアップできないという「0か100か」みたいな対応しかできません。

 

副審がフラッグアップしてしまうと、主審としてはファウルを取らざるを得なくなるので、主審のファウルの基準が崩れたり、アドバンテージがあるかもしれないから笛を吹くのを待っているのに、副審が勢いよくフラッグアップすると、これも、笛を吹かざるを得なくなるので、早すぎるフラッグアップは主審としたら邪魔でしかありません。

 

以前、元1級審判の方から、「ファウルと思ったタイミングから2~3秒たっても主審が笛を吹かない、吹きそうな感じがない(口元に笛を持って行っていない)、アドバンテージをとる感じでもない場合は、主審が見えていないという事なので、フラッグアップするくらいでいい」と教えてもらいました。

 

はっきり言って、そこまで気の利いた事はしばらくできそうにありませんが、今回は調子もよかったからかたまたまいい感じでファウルサポートできました。

 

事象:右サイド(攻撃側から)、タッチラインから4m、ゴールラインから7mくらいで私のほぼ目の前で守備側の選手がやや遠目の距離からスライディング。ボールには触れずに攻撃側の選手の足を払ってしまい転倒(勢いはほぼない)。ボールはゴールラインを割りました。

守備側の選手は「マイボール!」ってアピールしてて、主審は笛を吹きそうになかったので、ファウルとしてフラッグアップしました。

主審の方が私に寄ってきて、「何があったか教えて下さい」って聞かれたので、「守備側の選手はボールに触れずに、転倒させたのでファウルです」と答えました。

 

主審の方が笛を吹いて「ファウルです」っていいましたが、特に抗議もなくそのまま再開されました。

これがもし、私がファウルをとらなかったら、守備側のゴールキックから再開だったので、おそらく攻撃側のチームは抗議していたと思います。

 

たまたまですけど、うまくファウルサポート出来てたすかりました。

 

この試合は、ファウルサポートについて、もう一つとオフサイドについて書きます。