シン活 #23-5

概要:6月26日 U15サッカーリーグ京都の主審

 

タイトル:フリーキックからの再開

 

宝ヶ池球技場でU-15リーグの主審。

 

前半もう一つ。

 

ハーフウェーラインから10mほど敵陣に入った所でファウル。

ファウルの後、フリーキックで再開する場面で、守備側の選手がボールの前に立とうとするので、「下がって」って注意して下がらせましたが、そこで守備側の選手が、「レフェリー、止めてよ」って私にアピール。

「守備側の選手に止める権利はない」って言ったら、「じゃあ、近づくしかない」って、あろうことか、ボールの方に近づきました。

私が、「カード出すで」っていったら、下がりましたが、何か文句いってたので、「ルール知ってるか?」って私も強い口調で伝えました。

 

私が以前の審判トレセンで教わったフリーキックの手順は、下記の通り。そこは常に意識しながらジャッジするようにしてますけど、必ずと言っていいほど、守備側の選手はボールの前に立とうとします。

なので、守備側の選手がボールに寄ってくると思ったらすぐに、「下がって」って大声でいうと、大体の選手は下がってくれます。このフリーキックの手順って結構みんな(選手もベンチも帯同でやってる審判なんかも)ちゃんと理解してないですね。

 

フリーキックでの再開で気をつける事

  • 攻撃側のクイックスタートを保証してあげる(そのために、守備側の選手が近づかないようにする)
  • クイックスタートする意思がなければ、状況によって攻撃側の選手に「止める?」って聞いてプレーを一旦止める(止めなくていいですって言われたらとめない)
  • 主審が自ら勝手に笛を吹いて止めるのは絶対にやってはいけない