試合:U-12京都府リーグ2部 後期
概要:ボールが出たかどうか
引き続き11月26日、伏見桃山運動公園で行った4種の主審。
2試合ともに、タッチライン際でボールが「出た」ってプレーが止まってしまいかけた事が何度もありました。
一人審判なんで、よほど近くにいなければギリギリ出た出ないって状況は判断はつかないので、出来るだけプレーを続けさせるようにしてます。
ただ、「それはまだ出てないやろ」って思う状況でも「出た」っていってしまう選手が結構います。
おそらく、ボールの着地点(円の中心)が外だった場合、出たと判断している選手が多いんじゃないかなと思います。
って事を書こうとしたら、まさにタイムリーでカタールW杯で日本代表のプレー(スペイン戦の2点目)があちこちで解説されてるんで、「それを見て、ルールをちゃんと理解してくれたらありがたいなー」と審判の立場から思ったりしてます。
(まあ、でも何年かしたら選手はそんな事忘れてしまうんでしょうけど)
やってみると分かりますが、ボール1個分、外に出るって思った以上にボールが外にある状態です。
審判される方で、一度も試した事がないのであれば、ぜひ一度、ギリギリの状態にボールを置いて、それを色んな距離・角度から確認してみたら、一人審判で、「ボールが出た出てない」の判断がある程度正確にできるようになると思います。
日本の決勝弾、VARがお墨付き…ラインにボールの一部がかかっていれば「イン」 (読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
競技規則(2022/23)
得点
ゴールポストの間とクロスバーの下でボールの全体がゴールラインを越えたとき、ゴールにボールを入れたチームが反則を行っていなければ、1 得点となる。
スローインは、グラウンド上もしくは空中でボールの全体がタッチラインを越えたとき、最後にボールに触れた競技者の相手競技者に与えられる。
ゴールキックは、グラウンド上または空中にかかわらず、最後に攻撃側競技者が触れたボールの全体がゴールラインを越え、得点とならなかったときに与えられる。
コーナーキックは、グラウンド上または空中にかかわらず、最後に守備側競技者が触れたボールの全体がゴールラインを越え、得点とならなかったときに与えられる。