シン活 #16-1

2022年4月23日にU-12府リーグの主審を2試合(40分×2)。

 

概要:キーパーのハンド

 

場所がなんと舞鶴市京都市内からだと約80km、車で高速使って1時間半、電車だと1時間半~2時間程度。ただし、本数が少ないんで、1本乗り遅れると1時間くらい次の電車が来ないという悲惨な事になる場所。

実は私は地元が同じ北部なので、この機会に久しぶりに帰省しました(コロナもあったりして、去年の8月以来)。この日派遣された審判は私含めて4名でしたが、他の方は割り当てが発表された時に、舞鶴まで行かないといけない事にちょっとショックだったとか。まあ、私も地元がこっちじゃなかったら同じ気持ちだったでしょうが。

 

私が担当したのはこの日の試合の2試合目と4試合目。2試合とも色々とありました。

 

まずは1試合目。

両チームともに球際に結構激しくいくし、スライディングタックルもあるので、こっちからしたら冷や冷やしながら見てました。

前半の給水(10分)までに4-0になったので、そのままワンサイドゲームになるのかと思ったら、負けているチームがそこから互角の展開で給水後は点が入らず4-0のまま。

そうなると勝っているチームもイライラしてきて、後半は両チームとも激しさがさらに増してくるので、こちらも一瞬も気が抜けない状態が続きました。

 

後半に勝っている方のキーパーがPAを少し飛び出した所で捕球してしまい、ハンドのファウル。

攻撃側のチームがすぐには蹴らなかったので、笛を吹いてプレーを止めてから、壁の距離を離してキーパーにイエローカードを出そうとしたら、ベンチから「蹴れ」って指示があって選手が慌ててキック。私は壁の距離を離そうとしていた所、突然キックされたので、私の横を通り過ぎる時に私が手でボールを叩き落として、「ごめん、笛で止めてたから」ってキックした選手に蹴り直しをお願いしました。

ややグダグダ感がありました。本当は止めるかどうかキックする選手にちゃんと聞いて止めるっていったら「笛で再開するから」って説明しておけば大丈夫だったと思いますが。

 

小学生の場合、フリーキックで止めるかどうか、選手もルールをちゃんと理解していないんで中々難しいです。

 

それで、GKに対して、SPA(相手の攻撃をハンドで阻止した)でイエローカードを提示。キーパーも自分が出ていたことは自覚していたみたいで、頭を下げて謝罪してくれました。

 

クイックリスタートしなかったので、警告する事に頭が一杯になってしまい、上手く仕切れなかったことが反省点です。

 

この試合について、もう一つ書きます。

 

 

競技規則(2021/22) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

警告となる反則
競技者は、次の場合、警告される。

  •  反スポーツ的行為を犯す。

 

反スポーツ的行為に対する警告
競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は、様々である。例えば、

  • 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害または阻止するためにボールを手や腕で扱う。