前回(シン活 #12)で、息子のジュニア時代のチームと同じ会場になった事から、成り行きで1月のサンガカップに帯同審判としていく事になりました。
試合順が2試合目だったので、前審後審で1試合目と3試合目の試合の審判を割当られてました。
対戦相手のチームと話をして、1試合目の主審は私、3試合目の主審は対戦相手のチーム(私は第4審)という事になりました。
一応今回の帯同審判編。13-3まで行く予定。
1試合目の試合って、前の試合を見ながら準備するって事ができないので、あまり好きではないですが、まあ、仕方ないです。
対戦するチームは両チームとも大体いい成績を残しているチーム同士の戦い。今年のリーグ戦の結果とかをみると、ひとつのチームは成績が例年に比べると今一つのような感じではありますが、それはやってみないとわからないので、変に決めつけるのは危険です。
試合は、両チームとも小学生最後の大会という事で、保護者の数も多く、応援の声もすごかったです。息子が卒業して、直接関係なくなったことで、「やっぱり全日とサンガカップは他の試合と雰囲気が全然違うな」と割と冷静で雰囲気にのまれる事もなくジャッジする事はできました。
両チームともファウルも少なかったですが、1枚イエローカードを出したので、それを紹介します。
プレイの概要:SPAによる警告
詳細:
PA付近のボールを守備側の選手が大きくキックしてカウンター。ハーフウェーラインよりやや自陣でボールを受けた選手がドリブル開始。カウンターを受けたチームの守備陣もハーフウェーライン近いまで高いラインを取っていて、抜け出そうとした攻撃側の選手を足で引っかけてしまったので、笛を吹きました。
ハーフウェーライン近くとはいえ、守備側の選手は高いラインを取っていたので後ろにだれもおらず、ファウルせずに抜け出していたら大きなチャンスとなっていたと判断したので、イエローカードを提示しました。
カードを出した時にそんなにざわついた感じはなかったんですけど、どうなんだろ?
ファウル自体は無謀・過剰ではなかったんで、なんでカード出されたかわからなかったかも知れないですね。
SPA・・・Stopping a Promising Attack
直訳したら約束された攻撃。でも、下記の意味から考えると赤字の意味の方が自然な気がする。
promise・・・約束、契約、保証、(将来の明るい)見込み、有望
(得点)有望な(見込みのある)攻撃が(ファウルによって)止められた
いかがでしょうかね?
競技規則(2021/22) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)
警告となる反則
競技者は、次の場合、警告される。・ 反スポーツ的行為を犯す。
反スポーツ的行為に対する警告(該当箇所のみ抜粋)
競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は、様々である。例えば、
・ 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害または阻止するためにいかなる反則を犯す。