シン活 #4-1

タイトル:用具チェック

 

2021年10月31日のU-15女子関西大会の副審。

 

副審生活を始めて、1試合目がU-15女子京都大会の決勝の副審、2試合目が社会人リーグの副審ときて、この日はU-15女子関西大会の副審。

最終的にはこの年代の日本一を決める大きな大会だけあって、勝ち上がってきたチームも、有名な女子チームの下部組織だったりするので、どんなレベルなのかちょっと不安でした。

 

私が担当する1試合前の試合を見てましたが、さすがに女子とはいえ、レベルは高いです。ただ、やっぱり女子だけあって男子と比べるとスピード・パワー共にないので、何とかやれそうかなと思い見てました。

 

この試合はもう一人の副審(A1)が、審判トレセンで一緒だったNさん。少年団のコーチもしながら割当もらって活動されてるので、私が割当もらって活動始める前にも個人的に色々と教えてもらったりもしました。今回、初めて同じ試合で審判するのでちょっとだけ楽しみでした。

 

主審は中学生で、テレビにも出たりしている京都サッカー協会期待のホープ(言い方が古いか)。8月の審判トレセンで一緒で、今回初めて一緒に審判させてもらいました。

 

それで、肝心の試合の方ですが、なんと試合前にやらかしてしまいました。

ある選手がアンダーシャツとスパッツがユニフォームと違う色で明らかに競技規則違反。ただ、試合前のチェックで私がチェックした方のチームだったんですが、全く確認しておらず、ハーフタイム中にベテラン審判の方から指摘を受けました。

「審判チーム全員の責任や」って言われましたが、私がチェックしてれば良かった話で他の二人には申し訳ない事をしてしまいました。

これからの時期、ユニフォームの下にアンダーシャツを着用する選手が多くなるのでしっかりチェックしないといけないと反省しました。

 

あと、最近、ソックスで下の部分(足首から下くらい)と上(すね)の部分をテープで止めるやり方があり、プロだけでなく、アマチュアの選手でもそれが多くなってきてるので、上下のソックスとテープの色もきちんと確認しないといけないですね。

 

ちなみに、前にも書いた気がしますが(3級の受験の時に講師が教えてくれた話)、用具の件で、キャプテン翼日向小次郎(若い子は知ってるかな?)のトレードマークともいえる袖まくりは、競技規則上NGという事でした(袖のないシャツなので)。

 

 

競技規則(21/22) 第4条 競技者の用具(一部抜粋)

 

2. 基本的な用具
競技者が身につけなければならない基本的な用具は、次のものであり、それぞれに個別
のものである。

  •  袖のあるシャツ
  •  ショーツ
  •  ソックス – テープもしくはその他の材質のものを貼りつける、または外部に着用する場合、着用する、または覆う部分のソックスの色と同じものでなければならない。
  •  すね当て – 適切な材質でできていて、それ相応に保護することができ、ソックスで覆われていなければならない。
  •  靴
    ゴールキーパーは、トラックスーツのパンツをはくことができる。

 

3. 色

  •  両チームは、お互いに、また、審判員と区別できる色の服装を着用しなければならない。
  •  それぞれのゴールキーパーは、他の競技者、審判員と区別できる色の服装を着用しなければならない。
  •  両チームのゴールキーパーのシャツが同色で、両者が他のシャツと着替えることができない場合、主審は、競技を始めることを認める。

アンダーシャツは、次のものとする。

  •  シャツの各袖の主たる色と同じ色で、1 色とする。
    または、
  •  シャツの各袖とまったく同じ色の柄にする。
    アンダーショーツおよびタイツは、ショーツの主たる色、またはショーツの裾の部分と同じ色でなければならない。同一チームの競技者は、同色のものを着用しなければならない。