ジュニアサッカージャッジ リプレイ 番外編 サンガカップ1

タイトル:レベルが高かろうが低かろうが、絶対に負けられない戦いが、そこにはある

 

京都のジュニア(第4種)最後の公式戦であるサンガカップが1月9日から始まりました。

去年までは11人制だったので、全日予選(11月に京都予選)に負けたチームは次の日からサンガカップに向けて11人制の準備にかかる事ができるけど、全日予選に最後の方まで勝ち残ったチームはすぐに負けたチームより1か月近く準備期間が短い、ましてや全日に出場したチームは、準備期間ほぼ無しで大会が始まるという、強いチームにとっては逆アドバンテージがあり、また、8人制では勝てたけど、残りの3人が大きくレベルダウンするような選手層の薄いチームにとっては辛い大会なので、過去にも結構全日上位のチームがコケてしまう事がありました。

去年もそれまでは圧倒的に強かった全日優勝チームが早々にPK負けしてしまってました。

 

でも、今年から8人制になってしまいました。全日に出場したチームなんか、その準備が丸まるアドバンテージになるので、今後は全日出場チームが早くにコケてしまう事は少ないかもしれません。

 

息子のチームは2チームエントリーして、1月9日と10日に試合がありました。

審判についても色々とありましたので書きますが、とりあえずはチームの試合について。

息子のチームは1試合目は息子のチームと同じ地区で下位のリーグに所属。勝てば2試合目はおそらく全日ベスト8のチームかなという予想。

 

1試合目。グラウンド状態が悪く、ボールが転がらないのは息子のチームにとってはマイナス材料。ある程度相手エリアでプレーするものの、得点は出来ず。強引なシュートだったり突破みたいなのが苦手なので、相手に引かれてしまった時には中々ゴール出来ないのは毎度の事。それで前半は結局無得点。嫌な流れで後半開始。後半7分くらいに相手CKから、ニアでボールを触られて、それがゴール。息子が懸命に蹴り出そうとしたものの、如何せん足が短く体が硬くで、蹴り出そうとしたボールがゴール上に刺さってしまいました(そのまま触らなかってもゴールしてたんで、オウンゴールではないですが)。

嫌な予感が的中してしまいました。その後、変に浮き足立ったりせずにゴールを目指してましたが、如何せんゴールは遠く、中々得点できません。

主力選手がケガで引っ込んでしまってさらにまずい状態になった中で、相手コーナー付近でプレッシャーをかけていたら、相手チームがプレッシャーに負けたのか思わずゴール前にボールをキック。それがペナルティースポット付近にいた息子にナイスパス。相手DFがたまらず後ろから押してしまい、息子転倒でPK。

息子がPKを落ち着いて決めて残り時間5分を切った所でようやく同点(親からしたらPKはかなり冷や冷やしましたが)。

 

その後も攻めますが決定的なチャンスは作れずにPK戦に突入。

相手チームの先行。

  • 相手チーム1人目・・・ゴール左隅に決める
  • 息子チーム1人目・・・息子。真ん中近くに行ってしまったが,GKが逆を突かれたのとボールに勢いがあったので触られながらもゴール(親はまたしても冷や冷や)
  • 相手チーム2人目・・・ゴール左上に決める
  • 息子チーム2人目・・・GKの子。落ち着いてゴール左隅に決める
  • 相手チーム3人目・・・ここまで息子チームのGK。2本決められていながらも方向は2本ともあっていたので期待していたら、3本目真ん中より少し左上に蹴られたボールを見事セーブ
  • 息子チーム3人目・・・落ち着いてゴール左隅に蹴り込む

 

試合結果1-1 PK戦3-2で何とか初戦突破。

初戦から、薄氷の勝利で2戦目の負けを覚悟する保護者一同でした。

 

続く