ジュニアサッカージャッジ リプレイ 番外編 サンガカップ3

タイトル:息子のチーム(Bチーム)のサンガカップ2回戦

 

 息子のチームは幸いにも1月9日に行われた1、2回戦を突破しました。

エントリーしているもう1チーム(Bチーム)の試合が10日にあって、そちらの応援(及び審判)にも行きました。

 

1回戦は何とか突破したい。でも、2回戦の相手(予想)は府リーグ2部のチームなので厳しいかなというのが事前の予想。

 

会場に到着すると既に第一試合が開始されていて、結構な盛り上がり具合。得点(失点)、チャンス(ピンチ)の度に歓声が上がってました。

 

11月3日に全日に敗戦してから2か月の準備期間がありましたが、特にBチームの選手は出席率も悪く(故障や受験などそれぞれ色んな事情があって)、おそらくBチームの選手だけでまともに練習試合できた事はほとんどなかったと思います(同行しているAチームの選手に出てもらってました)。

 

なので、ちゃんと試合ができるのは不安な中、試合開始。

いざ試合が始まると、どちらかというと優勢に試合を進めて、何度か絶好のチャンスがありながらもシュートミスなどで得点できずに前半は0-0。

後半も前半同様、優勢に進めながらもゴールは遠い。たまに、カウンターなどで危険な場面がありながらもみんなが体を張って頑張ってました。

 

このままPKかなと意識し始めた残り時間4分くらいで、PA付近で相手に寄せられたDFからGKにバックパス。パスを受けたキーパーが、そのボールをバックパスをした選手にリターン。瞬間に「それはアカン!」って思いましたが案の定、相手FWにボールを奪われ、GKと1対1からのシュートが無情にもゴールに入ってしまいました。

 

残り時間はそれほどありませんが、なんとか1点返そうと猛攻。何度もチャンスを作りますが惜しくもシュートは枠を外れたりキーパーにキャッチされたり。

そして試合終了。

 

残念ながらBチーム最後の公式戦は1回戦で敗退となりました。元々Bチームの子は、全員がサッカーを好きな訳では無いみたいで、中学に進学したらサッカーをやめてしまう子も多いみたいです。普段の練習試合でも途中で足が痛いって休んだり、競り合いでも逃げてしまうような子が多かったですが、この日は全員が最後まであきらめずに頑張っていて、見ていて思わず涙が出そうになりました。

 

私は次の試合の予備審(第4審)をしていましたが、グラウンドの隅でコーチと選手が

話をしてました。次の試合(私の審判)が終わって、チームの荷物が置いてあった場所に戻るとみんな意外とケロッとしていたので、みんなあっさりしているのかなと思ったら、あとで息子に聞いたら、コーチの話が終わって帰って来ても泣いている子が結構いて、息子が「頑張ってたで」って声を掛けたら、余計に泣いてしまったみたいな感動的なシーンもあったみたいです。

さすがに、自分たちの試合終了から1時間も経てば、子供なんで立ち直ってしまったようです。

 

勝っても負けてもチームとしての活動はあと2か月、今までずっと土日一緒に活動して来た事を考えると本当に寂しくなります。