ジュニアサッカージャッジ リプレイ#57

 概要:選手との心温まるエピソード?

 

ジュニアサッカージャッジ リプレイ#55 - 渦の中で

 

2019年12月1日の試合(公式戦)でイエローカードを出した件は上記の記事で書きました。その試合が当日行われる試合のうち、全体の3試合目だったんですが、5試合目の予備審(第4審)も割り当てられていました。

 

それで、その試合のチームの1つが3試合目にイエローカードを出したチーム。

試合前のチェックは出来ればそちらのチームのチェックはしたくなかったのですが(主審と予備審で試合前に名前とか用具チェックを行います)、主審から渡されたエントリーシートがイエローを出した方のチームだったので、仕方なしにチェックを行いました。

 

それで、ベンチ前に整列させた時に、すでに選手全員が今にも笑い出しそうな感じでした(多分、前の試合でイエローを出した審判だったので)。

 

それで、普通は審判が番号を読み上げて、選手が名前を言ってチェックするんですけど、イエローを出した選手のチェックの際にわざと握手しました。

 

そしたら、今まで笑いそうなのを耐えていた選手たちが一気に大爆笑して、しばらく笑いが止まりませんでした。みんな笑いながらもチェックを続けていたんですけど、ざわついたままだったので、「いつまでも笑っているとカード出すよ」といったらまた大爆笑でした。

 

このチームは京都でも強豪のチームで、プレイ中は選手たちもすごく激しいプレイをしてますけど、やっぱりまだ小学生。大爆笑しているところをみると、やっぱり普通の子供なんだなと実感しました。

(この後もまだ笑っていたのか、試合前の円陣を組んだ時にキャプテンらしき子が「試合始まるし切り替えるぞ!」って言っていました)

 

この中の誰かが将来プロになったりして、子供の頃のエピソードとかで取材に来たりしないですかね?

 

まあ、あまりふざけすぎるとまずいのかもしれませんけど、カードを出された上に、次の試合も厳しい態度では子供たちも反感を感じてしまうかもしれないので、楽しくコミュニケーションがとれてよかったかなと思いました。