ジュニアサッカージャッジ リプレイ#56

 概要:得点機会の阻止(GKのエリア外でのハンド)

 

引き続き、日曜日(2019年12月1日)の公式戦での試合。私の審判ではなく、息子のチームの試合での事です(公式戦なので自チームの審判はしません)。

 

  1. 相手チームがボールを蹴り出して(この辺はちょっと曖昧ですが)、選手が抜け出す
  2. キーパーがPAから飛び出したけど間に合わずに、攻撃側の選手がキーパーの頭の上を抜けるボールをキック
  3. キーパーが頭上のボールを手で止める(PAの外)

 

という流れでした。ルール通りであれば、得点機会の阻止でレッドカード。でも、ジュニアの試合ではカードは出さない(出せない)事が多いのどどうするかなと見えいたら審判が何かを取り出そうという動きをしたので、カードが出ると思いました。

色が赤か黄色かどちらを出すんだろうと思ってみてましたが、イエローカードでした。

まあ、ジュニアでレッドを出すのはよほどでないとダメという暗黙のルールがあるみたいです。

私がこの場面に遭遇したらどうしてたか?そのままボールがキーパーを越えていたら入っていたとしたら、レッドを出したか、それとも忖度してイエローにしていたか。

 

起こりえるプレイだと思うので、もし、自分が主審の時にそうなったらどうするか、悩みますね。昔だったら勢いでレッドを出していたと思うんですけど、今は色々と良くも悪くも色んな事が分かってきたので、その場が来た時にどうするか本当に悩みます。

 

競技規則(19/20) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

警告となる反則
競技者は、次の場合警告される:

・ 反スポーツ的行為を犯す。

 

反スポーツ的行為に対する警告

・ 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するためにボールを手または腕で扱う。

 

退場となる反則
競技者、交代要員または交代して退いた競技者は、次の反則のいずれかを犯した場合、退場を命じられる:
・ ハンドの反則を犯し、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する(自分たちのペナルティーエリア内にいるゴールキーパーを除く)。