シン活 #13-2

前回(シン活 #12)で、息子のジュニア時代のチームと同じ会場になった事から、成り行きで1月のサンガカップに帯同審判としていく事になりました。

今回の帯同審判編第二弾。

 

1試合目は私が主審をして、2試合目は帯同した自分のチームの試合。息子の1学年下なんで結構知っている子もいるので出来れば勝って欲しい。

といいつつも、私は第一試合の報告書の作成とかあるんで、それを書き終わったらなんだかんだで試合は15分ほど進んでました。

 

私が見てから確か1点取ったんですが、その1点だけでは勝っているのか負けているのかよくわかりませんでした。ただ、後半に2点か3点ほど入れたんで、「さすがにこれは勝ったな」と分かりました。

 

試合が終了したら、選手や保護者は喜んでましたが、私は次の試合の審判があるので、一緒に喜んでる暇はありません(これ、自分の息子の時もそうで、勝っても負けても次に審判があるんで、喜んだり悲しんだりしている暇はなかったです)。

 

私は第4審(予備審判)なので、主審よりは気楽に思ってましたが、主審が来るのが遅くてちょっと心配になりかけた所、20代くらいの審判服を来た若い人が「遅れました」ってきました。

その後に、「どうしたらいいんですか?」って聞かれたんで、簡単に流れ(選手チェックして挨拶して・・・)を説明しました。

よくコーチになったばかりの大学生とかが、無理矢理審判取らされたりとかあるので、おそらくそんな感じかなと勝手に思ってました。

 

試合開始も、私が選手表をしまおうとしている時にいきなり「ピーッ!」って笛が吹かれたんで、「オイオイ、まだ始めるなよ」ってビックリしました。

「ちゃんとジャッジできるのかな」と心配しながらみてたら、結構難しいオフサイドをちゃんと取ったんで、「エッ、今のオフサイド分かったん?マグレ?」って思っていたら、その後も分かりずらいオフサイドをちゃんと判定されてました。

 

極めつけは、オフサイドの反則を取ったあとにそのままプレイしていたので、もう1回笛を吹いたのに、そのままシュートを打った選手に対して、迷う事無くイエローカードを提示されました。

 

「これは明らかに審判取り立てと違うぞ」と思い直して見てましたけど、やっている姿はものすごく余裕(というかやる気が感じられないとも取れそう)なんですけど、ものすごく的確なジャッジをされてました。

 

それで、前半終了してからしゃべる機会がありましたが、まず、試合前に気づかなかったんですが、ワッペンの色がシルバー(2級)でした。

 

それで、「2級なんですね」ってしゃべりかけて、ただ、割り当ての表とかでも見た事がない名前だったので確認したら、メインの審判活動は他県でやっていて、今日はその方のお父さん(チームのコーチをしている)に頼まれて、審判をしに来たという事でした。

 

よくよく聞くと、関西でも一番高いカテゴリーで審判されているみたいで、そう言われれば、前半の難しいオフサイドを取ったのも、余裕だったのかも知れませんね。

 

後半は、こっちも試合開始の時とは打って変わって、間近で上級審判の動きをみさせてもらい、非常に勉強になりました。

 

ちなみに、出されたイエローカードの理由は遅延行為です。

 

競技規則(2021/22) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

警告となる反則
競技者は、次の場合、警告される。
・ プレーの再開を遅らせる。