ジュニアサッカージャッジ リプレイ#10

概要:オフサイド

 

色々あって久しぶりに書きます。

1月の三連休最後の成人の日(1月14日)に公式戦がありました。会場が息子のチームのホームグラウンドの小学校だったんで、うちのチームが本部運営を担当しました。

 

京都のジュニアの公式戦は主審と予備審でおこない、予備審は選手交代をみるのと、頼まれたらタッチラインをみるくらいで、基本的に座っているだけなんですけど、公式戦4試合あって全試合の予備審を本部が担当するという中々なむちゃぶりでした。

さらに、主審も1試合割り当てられていて、私は結局、予備審→主審→予備審の3試合やったんですけど、予備審は基本座っているだけとはいえ、あいだに主審を挟んでの休みなしというのは結構ハードでした。

  

それで、私が主審を担当した試合なんですけど、オフサイドで苦労しました。

対戦した両チームともに地区リーグ下位のチームだったので、正直やっているサッカーのレベルは低い試合でした。

 

レベルが低いからだと思うんですけど、前半にセンターサークル付近から、かなり山なりでスピードのないボールが前線の選手へ(パスなのかたまたま蹴ったボールがそうなったのかもわからない感じでしたけど)。

 

ボールを蹴った時点で前線の選手は完全にオフサイド。でも、山なりで遅いボールなんでパスを受け取った時にはディフェンスの選手も当然戻って来てます。

 

パスを受けた後にシュートしたらこれが見事にゴール右隅に入ってしまいました。

 

でも、残念ながらオフサイド。私が笛を吹いたのがシュートしたのと同時ぐらいだったので、攻撃側の選手は結構文句いってました。「あれのどこがオフサイドなん?」みたいに結構言われたので、私もちょっと不安になりました。

 

ちょっと気になってたので、前半終了後に本部席にいた、うちのチームのコーチに「あれってオフサイドじゃなかったですか?」って聞いたら、二人のコーチが「完全にオフサイドでしたよ」って言われたので一安心。でも、そのコーチから「もう少し早くシュートを打つ前に笛を吹いたら、よかったと思います」ってアドバイスをもらいました。

 

プレーをした(あるいは干渉した)時にオフサイドなんで、いつも笛を吹くのはどちらかというと遅い方だったんですけど、やっぱりシュートが入ってしまうとシュートした方のチームは「1点損した」っていう思いが強くなるんで、オフサイドになるプレーが直接シュートしそうな場合は早めに笛を吹いた方が選手やベンチの文句を防ぐ意味でもいいかもですね。

 

その試合は後半も山なりボールのオフサイドが結構あって、ボールに触った時点では周りを守備側の選手が囲んでいるんで、笛を吹いた瞬間は選手もベンチ(コーチ)もなんで笛を吹いたのかよくわからないという雰囲気が出てて非常にやりにくかったです。

 

ジュニアでも上級生になると、そういったプレイは少なくなると思うんですけど、低学年の場合は注意が必要ですね。

 

 

競技規則 第11条 オフサイド

(非常に長いので勝手に要約)