シン活 #78-3

 

概要:PKかどうか 再び

 

4月7日に太陽が丘の天然芝のグラウンドで社会人リーグ京都府1部の第1節。私の担当した試合の後にもう1試合あり、それを、10人くらいの審判仲間で観戦してました。

 

後半、1点差の状態で残り時間も少なくなってきた中で、負けているチームがPKならず(前回)。このまま終了するのかなと思ったら、さらにややこしい事が。

 

負けている方のチームが相手陣内左サイド(いわゆるレフェリーサイド)、ゴールラインから25mくらいの所から浮き球のクロス。それを、同じ左サイド側でPA陣内に入った所で攻撃側の選手がジャンプしてトラップ。

 

トラップした選手は私たちが観戦していた所のほぼ正面の状態でボールを受けたので、ものすごくよく見えたのですが、トラップした場所は左の脇から二の腕の辺り。

トラップした後にうまくボールをコントロールしたところで、守備側の選手が後ろからチャージ。チャージされた選手は転倒して、「PKの判定 + イエローカード」。

 

ただし、守備側の選手はその前のハンドを猛アピールするも、残念ながら認められず。

このシーン、副審からは逆サイドのため選手の背中しか見えない、主審が左サイドに寄っていたら見えた可能性があるけども、次の展開を考えてか少し中央に寄っていたので、トラップした瞬間を真横あるいは少し背中側からみる事になってしまったので、ボールがどこにあたったのか見れなかったんだと思います。

 

主審って、試合中ずっと一番いい角度でプレーをみようと動き回っているのに、運が悪ければ、一番見極めなければいけないプレーを、角度が悪くて見る事ができず、ただ座って観ているだけの観客が一番いい角度でみれてしまうって、残酷以外の何物でもないですね。

 

そんな訳でPKになってしまいましたが、このあともう一騒動ありましたので、それは次回。