シン活 #78-2

 

概要:PKかどうか

 

4月7日に太陽が丘の天然芝のグラウンドで社会人リーグ京都府1部の第1節。私の担当した試合の後にもう1試合あり、それを、10人くらいの審判仲間で観戦してました。

 

後半、残り時間も少なくなってきた中で、0-1で負けているチームの選手がカウンターからドリブルでPA内に侵入。守備側の選手は完全に抜かれてしまって、背中を追いかける状態。

そんな中で、ボールを持った攻撃側の選手が守備側の選手から背中にコンタクトを受けて転倒。主審の判定はノーファウルで笛は吹かれずプレー続行。

倒された選手や攻撃側の選手はファウルをアピールしてました。

 

背中からのコンタクトがどの程度の強さだったかはわからず、倒れた選手もどちらかというとPKもらいにいった(シミュレーションではないけど、接触があったから踏ん張らずに倒れた)感じもしましたが、かなり微妙なプレーでした。

 

もしファウルを取っていたら、後ろ(背中)からのプッシング(押した)なので、PKになったとしても1段階落ちずに「PK + DOGSO(決定機の阻止)で退場」だった可能性が高いので、守備側にとっては助かった感じでした。

 

このすぐあとに、まさかのもう1つ、重要なシーンがあったので、次回に書きます。

 

サッカー競技規則2023/24 | 日本サッカー協会

第12条 ファウルと不正行為

退場となる反則

得点または決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)

競技者が相手競技者に対して反則を行い、相手競技者の決定的な得点の機会を阻止し、主審がペナルティーキックを与えた場合、ボールにプレーしようと試みた、または、ボールに向かうことで(相手競技者に)チャレンジしたことで反則した場合、反則を行った競技者は、警告される。それ以外のあらゆる状況(押さえる、引っぱる、押す、またはボールをプレーする可能性がないなど)においては、反則を行った競技者は、退場させられなければならない。
競技者が、ハンドの反則により、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止した場合、反則が起きた場所にかかわらず、その競技者は、退場を命じられる(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが手や腕でボールに触れた場合を除く)。