シン活 #77-2

概要:ペナルティーキックでの反則(不正なフェイント)

 

3月24日にオーバー60の大会の準決勝の副審と3位決定戦の主審をしました。

それで、私の試合が終わった後に、すぐに帰ってもよかったんですが、なんとなく決勝戦も観戦してました。

 

それで、試合の方は引き分けでPK戦に突入。

確か2人目のキッカーだと思いましたが、事件発生。

 

キッカーがキック仕掛けて、一旦やめて、体勢を戻してから再びキック。

ボールはゴール右隅に決まりましたが、キーパーが何やら抗議(多分キックフェイントした事でだと思いますが)。

 

キッカーと主審が何か会話をした後に、キッカーは「ゴメン」ってチームに謝りながら戻っていきました。

それを見ていた本部席の役員数名の方は、どういう判定だったのかよくわからず、「合ってるのか?」「蹴り直し違うんか?」などと騒ぎ出して、私に「合ってるの?」って意見を求められ、さらに「レフェリーに聞いて」とまで言われました。

 

いくら審判とはいえ、担当する試合ではなかったので、本部の方に「確認して下さい」と言ってから、「レフェリー」と大声で叫んで、とりあえず次のキックが蹴られないようにしてから、本部の人に確認に行ってもらいました。

 

結果的に、キッカーのフェイントでキックは失敗。それで本当であればキッカーに警告する所ですが、最後の試合なんでそこまで厳格にする必要はないという事で警告はしなかったようです。

 

今回の事象:

不正なフェイントでゴール。試合中のPKの場合はPKは失敗。キッカーに警告した後に守備側の間接フリーキックから再開。

PK戦の場合は、再開はないので、ただのキック失敗(失敗という表現は競技規則に書いてないけど)で、キッカーに警告。

 

この辺のルールも結構わかりずらいですけど、実際に侵入とかフェイントはたまに起こるんで、しっかりと覚えておかないと、自分が遭遇した時にきちんとできないですからね。

 

ペナルティーキックの要約表