書評:さよなら私のクラマー 14巻

女子サッカーの試合を審判した事に関する記事 

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マンガを読んだ書評

書評:さよなら私のクラマー - 渦の中で

 

女子サッカーの審判を頼まれた事をきっかけで、去年の10月頃に「さよなら私のクラマー」 という女子サッカーのマンガを読みました。ブログに書いた時点では2巻まで読んで、3巻以降どうするか迷ったんですが、最近継続して読んでいるマンガもないので、40代後半の財力でカネにモノをいわせて、その後に1週間に1冊か2冊ずつくらい買っていって、結局その時出ている全巻(13巻)買ってしまいました。

 

判別がつきにくい(似通った)キャラがいたりして、たまに読んでいても「この子誰だったっけ?」ってなったり、サッカーのプレイしているシーンがイマイチ伝わらない(どんなプレイをしたのか分かりにくい シザーズって書いてあっても、絵からは伝わらない)みたいな点は不満ですが、そういった部分を差し引いても結構面白いマンガでした。

 

対戦するチームがどんなチームか判らずに、試合の途中で驚くみたいなシーンがあって、「狭い女子サッカーの世界で、まして、高校世代なんだから、どんな選手がいるか知ってるやろ」って思ったりするんですけど、そこはマンガのお約束なんで、真剣に怒ったりはしませんでした。

 

それで、14巻を読むまでわからなかったんですけど、今から同じ埼玉県のライバルチームとの試合で次の巻からは盛り上がるのかと思ったら、まさかの14巻で終了。

小さく「fin」って書いてあって、「まさかの最終回?」って読み終わってもその事がはっきり認識できなくて、急いでネットで検索したら、去年の12月に月刊マガジンで最終回になった時にも同じように予想外の最終回でみんながビックリしたようです。

 

4月からアニメが始まって、夏には映画化もされるみたいで、これから盛り上がっていくという時に終了させるなんて、なんという潔さ。

 

なんか腹八分目どころか五分目くらいな感じですけど、人気が出たからってどんどん続けるよりも、そちらの方がいいかもですね。

 

鬼滅の刃」にしたって、あのあと新しい敵が出てくるとかで続ける手もあると思うんですけど、そうやってダラダラと続けずにスパッとやめるのが今どきなんですかね。

 

個人的に、すごくすがすがしい終わり方をしたと感じたのは「タッチ」。ライバルに勝って地区大会(西東京か東東京だったと思いますけど)を勝ち上がって、甲子園での戦いが始まるのかとおもったら、それは一切なしで最終回。

その最終回の最後のページがとてもよかったです。気になる人は読んでみてはいかがでしょうか。

 

タッチ (漫画) - Wikipedia