ジュニアサッカージャッジ リプレイ#50

 概要:三人審制・二人審制・一人審判の比較

 

初の二審制 - 渦の中で

 

二審制は去年、何度か経験しました(多分全部で5試合くらいか)。そして今回三審制を経験しましたので、思いっきり私の主観ではありますが、感想を書きます(私の場合、多少のサッカー経験(中学校3年間)だけで、審判はジュニアの一人審判から入ったので、三審制から入った人とは全然違うと思います)。

 

とりあえず1回だけ三審制をやった感想としては、一人審判から入った者としては二審制の方がすんなり出来ました。二審制の場合は、副審の動きを基本としながらコート半分だけをみればいいので、一人審判と比べると負担が半分に減った感じでした。

(イメージとしては審判二人でコート半分で分け合う形)

 

でも、三審制となると、私が慣れていないというのが要因かもしれませんけど、一人審と比べると、副審の場合は負担が減るんですけど(オフサイドタッチラインゴールラインから出たかどうかに集中できる)、主審の場合は全然負担が減りません。むしろ負担が増えるような気がしています。

 

ちゃんとした副審(コーチ)でも、気を使って(というか遠慮して)しまいますし、ダメな副審(選手がやった場合)の場合はいっそいなければ楽なんですけど、いる事でそちらにも意識がいってしまって、結局目の前のプレーの監視に集中できませんでした。

 

ダメな副審(選手)の場合は別として、ちゃんとした副審がいる場合にどこまでは主審(自分)がみて、どこは副審に任せるというのが自分の中できちんと整理が出来れば、おそらく三審制の方が目の前のプレーの監視に集中できるのかもしれませんけど、しばらくかかりそうです。

 

サンガカップ本番は1月から始まりますので、それまでには上手く主審出来るようになりたいですけど、難しければ、サンガカップで審判する場合は副審か第4審だけにしといた方がいいかなと考えてます。

 

自分の未熟な審判で選手にとっては小学生最後の試合をダメにしたくないですしね。

 

選手がする副審を「ダメな副審」と言ってますけど、ちゃんと出来る選手もいますし、全然出来ない選手も別に仕方がないかなと思っていますので、批判するつもりはありません。ただ、「出来ていない」という事実を「ダメ」と言っているだけです。

 

まあ、でも実際、現時点で息子のチームにはちゃんと副審できる選手は一人しかいないんですよね。自分が三審制に十分に慣れていたら副審が出来ていなくても大丈夫(むしろ副審をフォローしてあげる)なんでしょうけど、私も余裕がない状態なので、先が思いやられます。