俺のトレセン② 実戦編

審判トレーニングに参加します - 渦の中で

 

引き続き、24日に京都府サッカー協会が主催する「2019年度第2回審判トレーニングセンター」に参加してきた、実戦編。

 (色々と公私ともに多忙さらに今年2回目の風邪(コロナかもしれませんが)で更新が滞ってました)

 

3本目と4本目の副審(A2 ベンチの反対側)を担当。普段やっているのは第4種(ジュニア)なので基本的には一人審判。11月の半ばからサンガカップに向けて11人制の試合があったので、そこからは3人制の主審や副審もしましたけど、副審の動きをちゃんと理解しているのかといえばかなり疑問。特に主審とのコミュニケーション(連携)がきちんとできるか?

 

1本目の試合が始まる前に審判4人で打ち合わせを行いましたが、実際にきちんとそんな事をするのは初めてでしたけど、以前レフェリー塾に参加した際に、「試合前の審判の打合せをシミュレーションして」という課題があったので、その時の内容を思い出しながら、主審に事前にコミュニケーションできました。

 

私が主審に確認した事項:

オフサイドの際にフラッグを上げるタイミング(プレーに関わった時点で上げる)

・ギリギリだがオフサイドではない時の意思表示

 (左手で旗をもっていたらオフサイドじゃない、右手に旗をもっていたらオフサイドの旗があがると主審は判断できる)

 

3本目:

2本分、ピッチの外から観戦してましたけど、実際に自分がついていけるかどうか不安なまま3本目が開始。できれば私と反対側のサイドで試合してくれないかと祈ってましたが残念ながら3本目は私側のコートでの時間が多かったです。

1本目2本目とは違って、オフサイドかどうかの微妙な判断がすごく多い気がしましたけど、それは私の被害妄想でひょっとしたら1本目2本目も同じだったかも。でも、1本目は明らかに静かな感じだったので、それよりは攻守の切り替えとか動きが多かったです。

 

4本目:

 4本目はエンドがかわったので私のサイドは多少暇でした。それでも、常に気を貼った状態で30分の2本目なので、最後の方は明らかに集中力が落ちてました。色々とダメな部分も多かったです。

 

 

全体の感想:

当たり前といえば当たり前ですが、守備側と攻撃側のオフサイドラインでの駆け引きがジュニアとは全然違いました。きちんとオフサイドラインをキープしないとオフサイドかどうか判断できないようなプレーばかりでした。

おそらく慣れてくればいい意味で気を抜ける(休める)部分はあるんでしょうけど、それが分からないので常に気を張ってました。

 

タッチラインから出た時に、一人審判だと「タッチラインから出た→どっちボールか判断→そのチームが攻める方の手を上げる」なのが、副審だとフラッグを持っているので「タッチラインから出た→どっちボールか判断→そのチームが攻める方の手にフラッグを持ちかえる→そのチームが攻める方にフラッグを上げる」という流れになります。

その「フラッグを持ちかえる」という動作が入るだけで、とっさの時に手が動かない事が結構ありました。

 

オフサイドの判定の際も1回、オフサイドと思いながらも左手に持ったフラッグを右手に持ちかえるに手間取って、フラッグを上げるのが遅れてしまいました。結果的にフラッグを上げたのが、攻撃側の選手がボールを受けて少しドリブルしてからになってしまいました。主審の方にももう少し早く上げて欲しかったと指摘されましたが、ジュニアと違って、一つ一つのプレーも速いので、判断の遅れが「笛吹くの遅い!」って選手のストレスになってくるのを痛感しました。

 

30分二本の副審、体力的には思ったよりも大丈夫でしたが(最近の普段のランニングの効果か)、ずっと集中していたので、精神的な疲労がすごく大きかったです。

 

まあ、色々とダメな部分がありましたが非常にいい経験になったと思いつつも、試合が終わった余韻に浸る時間はなくて、すぐに着替えて、分析(反省会)のため、移動。

 

次回は「俺のトレセン③ 分析編」