タイトル:考えるな、感じろ 実戦編
結構前の記事ですが、上級審判の方から聞いた話で、どっちが最後に触ったか音で判断する(音でもという方が正確かも)という事を教わったことを紹介しました。
その後に今年の2月に参加した京都府の審判トレーニングセンター(そういえば書きかけで終わってるような・・・)でも、インストラクターの方がタッチラインにボールが出た際に審判が示したのに違和感があったようで、「今、最後に音がしたよな」と別のインストラクターに聞いてたことがあって、やっぱり音っていうのも大きな判断材料になるみたいです。
(ちょっとだけかすっただけの場合、触ったかどうかは目視では判断できない事がありますが、音は絶対にするので)
土曜日(10月3日)に公式戦があって、山奥のグラウンドで3チームがお互い2試合ずつ行いました(合計3試合)。私は最後の1試合の審判をしたんですけど、前の2試合は息子のチーム(2チームエントリーで息子のチームとは別のチームですが)の試合だったので見ながら応援してました。
1試合目を観ていたら、シュートしたボールがゴール上を越えていきました。キーパーが手を伸ばしてましたが、ボールに触れたかどうかは距離的に(反対側のゴールだったし、スタンドから見ていたので、おそらく100m近く離れていたと思う)目視では判断できませんでした(ボールの軌道も変わっていなかったので)。でも、しっかりとかすった音が聞こえました。
審判のジャッジがコーナーキックだったので、私の隣でみていた息子のチームの子供たちは「なんでコーナーなん?」って文句を言ってましたけど、「今、かすった音したやろ」って私が言うと、子供たちは「音なんて聞いてない」って言ってたので、「触ったか触ってないかは音でも判断してるんや」ってドヤ顔で審判ネタを話してました(子供達には興味ないでしょうけど)。
それで、その後の私が審判をした際も、何度か触れたか触れてないかわからないプレーがありましたが、その日は何故か音が凄くよく聞こえたのできっちりジャッジ出来ました(周りの子は「エーッ」と不満そうな態度を示した事もありましたが、最後に触った子は自分が触れたかどうかわかっているので文句はありませんでした)。
この日は山奥のグラウンド・3チームしか集まっていなかったし、コートも1つだけだったので応援の声も少なかったという、環境的に静かだったから音が良く聞こえたのか、それともたまたまこの日は私がそこに意識がいっていたからかよくわかりませんが、やっぱり最後のワンタッチがどちらだったかは目視ではできない事も多いので(ちょっとだけ触った場合)、音という情報はすごく大事だと改めて認識しました。