ジュニアサッカージャッジ リプレイ#46

 概要:審判は石ころではない(ドロップボール)

 

引き続き、11月4日月曜日の全日に向けた6年生の練習試合の件。

(色々と話題があるな~)

 

試合中にハーフウェーライン付近でビルドアップのような形でボール回ししてる際に横パスが私に当たって相手チームの選手がボールをキープ。そのままカウンターしたというプレーがありました。

新しいルールでは「ボールが私(審判)に触れてボールを保持するチームが入れ替わった」ので、私に当たる前にボールを保持していたチームがドロップボールから再開。でも、練習試合だし、自分のチームが不利になったので、まあいいかなと思ってそのまま流しました。

 

ちなみにドロップボールの手順も変更になっていて、変更前は一応誰でも(何人でも)ドロップボールに参加できるし、審判も参加して良い悪いとは指示できなかったのが、今回(19/20)の変更で、誰がドロップボールに参加するのか特定されるのでフリーキックからの再開に近い感じになっています。

 

「審判は石ころと同じ」 というのは、多分野球から言い出した言葉なんじゃないかなと思うんですけど、サッカーも今まではおそらくそうだったと思うんですけど(ボールや選手とぶつかっても関係なし)、19/20のルール改正で石ころではなくなりました。

 

競技規則(19/20) ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー       (一部抜粋)

1. ボールアウトオブプレー
ボールは、次のときにアウトオブプレーとなる:
・ グラウンド上または空中で、ボールがゴールラインまたはタッチラインを完全に越えた。
・ 主審がプレーを停止した。
・ ボールが審判員に触れ、競技のフィールド内にあり、次のような場合。
 ・チームが大きなチャンスとなる攻撃を始めるか
 ・ボールが直接ゴールに入るか
 ・ボールを保持するチームが替わる
こうしたすべてのケースでは、プレーはドロップボールによって再開される。

 

 

競技規則(18/19)

第8条 プレーの開始及び再開

2. ドロップボール
進め方
主審は、プレーを停止したときにボールがあった位置でボールをドロップする。ただし、ボールがゴールエリア内にあるときにプレーを停止した場合、ボールは、プレーを停止したときにボールがあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上でドロップされる。
ボールがグラウンドに触れたときに、ボールはインプレーとなる。
何人の競技者でもドロップボールに参加できる(ゴールキーパーを含む)。主審は誰がドロップボールに参加してよいか、また、ドロップボールの結果について指示できない。
反則と罰則
次の場合、ボールを再びドロップする:
・ ボールがグラウンドに触れる前に競技者がボールに触れる。
・ ボールがグラウンドに触れたのち、競技者に触れることなく競技のフィールドの外に出る。
ドロップされたボールが2 人以上の競技者に触れることなくゴールに入った場合、プレーは次のように再開される:
・ ボールが相手競技者のゴールに入った場合、ゴールキック
・ ボールがそのチームのゴールに入った場合、コーナーキック

 

 

競技規則(19/20)

第8条 プレーの開始及び再開

2. ドロップボール

進め方
・ 次の状況でプレーが停止された場合、ボールはペナルティーエリア内で守備側チームのゴールキーパーにドロップされる
 ・ ボールがペナルティーエリア内にあった
 または
 ・ボールが最後に触れられたのがペナルティーエリア内であった。
・ その他のすべてのケースにおいて、主審は、ボールが最後に競技者、外的要因または審判員(第9 条1 項に示される)に触れた位置で、最後にボールに触れたチームの競技者の1 人にボールをドロップする。
・( 両チームの)他のすべての競技者は、ボールがインプレーになるまで4m(4.5ヤード)以上ボールから離れなければならない。
ボールがグラウンドに触れたときに、ボールはインプレーとなる。
反則と罰則
次の場合、ボールを再びドロップする:
・ ボールがグラウンドに触れる前に競技者がボールに触れる。
・ ボールがグラウンドに触れたのち、競技者に触れることなく競技のフィールドの外に出る。
ドロップされたボールが2 人以上の競技者に触れることなくゴールに入った場合、プレーは次のように再開される:
・ ボールが相手競技者のゴールに入った場合、ゴールキック
・ ボールがそのチームのゴールに入った場合、コーナーキック