概要:ゴールキックの蹴り直し
>8月25日に6年生(U-12)の審判をしました。
引き続き、この日の審判について。
1試合目の中盤にゴールキーパーが躓きそうになって、ボールに2回触ってしまいました。
幸い、2か月ほど前に同じ状況があってミスっていたので(6年生とはいってもまだ子供なんで躓いてしまうんですよね)、今回は自信を持って「蹴り直し」を指示しました。
ただし、2019/20のルールになると、蹴った瞬間にインプレーになるんで、超至近距離からの間接フリーキックになってしまうんですよね。
ゴールキーパーは躓いたりしないでちゃんと蹴らないと痛い目にあいますよね。
ゴールキックに関する大きな変更点
旧: ボールは、ペナルティーエリア外に出たときにインプレーとなる。
新: ボールは、蹴られて明らかに動いたときにインプレーとなる。
旧ルールならペナルティエリアの外に出なければインプレーでないので、キッカーが2回触っても、インプレー前なんで蹴り直し。
新ルールなら蹴った瞬間(動いた時)にインプレーなんで、2回連続で触れば反則。
ジュニアの場合いつの時点で新ルールを採用するのか確認しないといけませんけど、指導者もちゃんと選手に教えておいてほしいですね。
ちなみに私の甥っ子が通っている高校のサッカー部はルール改正があった場合にちゃんと変更点の説明があるみたいです。中学校とかジュニアはどうなんでしょうね?
競技規則(2019/20) 第16条 ゴールキック(一部抜粋)
ゴールキックは、グラウンド上または空中にかかわらず、最後に攻撃側競技者が触れたボールの全体がゴールラインを越え、得点とならなかったときに与えられる。
相手チームのゴールに対する限り、ゴールキックから直接得点することができる。キッカーのゴールに直接入った場合、相手競技者にコーナーキックを与える。
1. 進め方
・ ボールは静止していなければならず、ゴールエリア内の任意の地点から守備側チームの競技者によってけられる。
・ ボールは、けられて明らかに動いたときにインプレーとなる。・ 相手競技者は、ボールがインプレーになるまで、ペナルティーエリアの外にいる。
2. 反則と罰則
ボールがインプレーになって、他の競技者が触れる前にキッカーがボールに再び触れた場合、間接フリーキックが与えられる。キッカーがハンドの反則を犯した場合:
・ 直接フリーキックが与えられる。
・ 反則がキッカーのペナルティーエリアの中で起きた場合、ペナルティーキックが与えられる。キッカーがゴールキーパーの場合、間接フリーキックが与えられる。