概要:ハンド(ハンドリング)について
8月25日に6年生(U-12)の審判をしました。
国際審判(女子)の梶山さんと遭遇した事とか書きましたが、審判した事について書きます。
チームの6年生担当のコーチ(個人的に仲のいい)から「日曜日審判ヘルプしてくれません?」と言われて、息子の学年(U-11)は通常の練習で予定が空いていたので引き受けました。引き受けたものの、8月4日以来の審判でしかも6年生という事ですごく不安がありました。
1試合目の審判は、うちのチームの試合の次の試合(後審)だったので、涼しい場所で体は休めながら、うちのチームの試合を見て頭のウォーミングアップとして軽く審判しているような感じで観戦していました。
ウォーミングアップしたのが良かったのか、久しぶりの審判でしたけど、スッと試合に入っていく事ができて、ファイルやハンド、オフサイドもそれなりにみれました。
2試合目の審判も同じ様に問題なくできました。後の試合でわかったんですが、私が審判をして勝った方のチームがその後の試合でうちのチームと対戦したのですが、審判がファウルをきちんと取らなかったこともあって、結構荒い(危ないのも)プレーをしていました。
私の審判していた時はそれほどでもなかったので、多分最初の方のファウルをきちんととれていたんだと思います。飛びながら膝くらいまで足を上げてプレイした子がいたので(幸い相手選手には当たっていませんでしたが)、「次やったらカード出すよ」と厳しく注意して、他の選手にも「危ないファウルはカード出すしね」と注意したのもよかったのかもしれません。
試合の中盤でPAの5mくらい外で守備側の選手が至近距離からのボールが手に当たった際にすぐに「ノーハンド」って宣言したんですけど、プレイが切れた時に「今の完全に手に当たってるやん」と抗議するのが聞こえました。
試合が終わって整列した後に、「誰かが手に当たってるやんって言っていたけど、あれはボールが蹴られた場所から距離が近かったのと、手が体に近い位置だったのでハンドを取らなかっただけ。手に当たったら全部ファウルじゃないよ。競技規則には手に当たったらハンドなんて書いてないからね」って淡々と言っておきました。
プレイがちゃんと見えなかったりして自信がなかったり、笛が吹けなかったプレイなんかの場合は文句が聞こえてきても「ごめんな」って思うんですけど、こっちがきちんと自信をもって下したジャッジに対して、ルールも知らないくせに文句言うのはすごく腹が立つんですよね。ま、だからといってジャッジに影響はないようにはしてますけど。
競技規則 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)
ボールを手または腕で扱う
競技者が次のことを行った場合、反則となる。
・ 手や腕をボールの方向に動かす場合を含め、手や腕を用いて意図的にボールに触れる。
・ ボールが手や腕に触れた後にボールを保持して、またはコントロールして、次のことを行う。
・ 相手競技者のゴールに得点する。
・ 得点の機会を作り出す。
・ ゴールキーパーを含め、偶発的であっても、手や腕から相手チームのゴールに直接得点する。
競技者が次のことを行った場合、通常は反則となる:
・ 次のように手や腕でボールに触れたとき:
・ 手や腕を用いて競技者の体を不自然に大きくした。
・ 競技者の手や腕が肩の位置以上の高さある。(競技者が意図的にボールをプレーしたのち、ボールがその競技者の手や腕に触れた場合を除く)これらの反則は、ボールが近くにいる別の競技者の頭または体(足を含む)から競技者の手や腕に直接触れた場合でも適用される。
これらの反則を除き、次のようにボールが競技者の手や腕に触れた場合は、通常は反則ではない:
・ 競技者自身の頭または体(足を含む)から直接触れる。
・ 近くにいた別の競技者の頭または体(足を含む)から直接触れる。
・ 手や腕は体の近くにあるが、手や腕を用いて競技者の体を不自然に大きくしていない。
・ 競技者が倒れ、体を支えるための手や腕が体と地面の間にある。ただし、体から横または縦方向に伸ばされていない。ゴールキーパーは、自分のペナルティーエリア外でボールを手または腕で扱うことについて、他の競技者と同様に制限される。ゴールキーパーが、自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則にはならない。