概要:主審 今回はハンド
2022年5月21日、U-15女子サッカーリーグの主審をしました。
・ゴールキック(18-1)
・ハンド(18-2 この記事)
・その他(18-3で書く予定)
この試合、ハンドの反則を2回とりました。
1回はハーフウェーライン付近でボールが手に当たったんですが、手を横に広げていたんで、ボールがそのまま味方選手に渡ったのを確認して、笛を吹きました。
(相手チームの選手に渡っていたら流そうかと思ってましたが)
もう1回はPAのすぐ外で、守備側の選手が顔付近にきたボールを手で防いだシーン。
ただ、これについては、選手・ベンチからは文句は出なかったですが、あとで副審二人からは「あのハンドは厳しい」という指摘を受けました。
理由:
- 距離が近かった
- 手で触ったけど、手を広げていた訳ではなく、顔の前に持ってきていたので、触った事で影響がない
私としては、手の位置が顔付近(上まで持ってきていた)だったのでハンドとしましたが、ベテランレフェリーの方二人が疑問を呈したので、ハンドではなかったんだろうと思います。
ハンドの反則は本当に難しいです。
競技規則(2021/22) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)
ボールを手や腕で扱う
ハンドの反則を判定するにあたり、腕の上限は、脇の下の最も奥の位置までのところとする。競技者の手や腕にボールが触れることのすべてが、反則にはならない。
競技者が次のことを行った場合、反則となる。
- 例えば手や腕をボールの方向に動かし、手や腕で意図的にボールに触れる。
- 手や腕で体を不自然に大きくして、手や腕でボールに触れる。手や腕の位置が、その状況における競技者の体の動きによるものではなく、また、競技者の体の動きから正当ではないと判断された場合、競技者は、不自然に体を大きくしたとみなされる。競技者の手や腕がそのような位置にあったならば、手や腕にボールが当たりハンドの反則で罰せられるリスクがある。