概要:U-15サンライズリーグ2部(関西)の主審
詳細:一発レッド
引き続きサンライズの試合。
後半、スコアは1-1のまま。
試合的にはほぼ互角の戦い。
そんな中で、先制した方のチーム(W)がハーフウェーラインより少し敵陣に入った所で、最終ラインの選手がボールを保持。
そこに、守備側の前線の選手がまあまあの勢いでスライディングタックル。
この勢いだとファウルならイエローだなと思っていたら、案の定、ボールではなくボールを持った選手に対してスライディングタックル。
問題はその後。
スライディングしたあとに相手選手の右足を両足で挟み込んで転倒させてしまいました。
タックルのスピードだけならイエローと思ってましたが、足を挟んだタックル(いわゆるカニバサミ)となって、非常に危険なタックルと判断して、私はレッドカードを提示。
出したとたんに場内騒然。
出された方のチームだけでなく、やられた方のチームも、「それは厳しいわ。あれはイエローやろ」と騒いでましたが、あまり相手にしませんでした。
(この判定およびちゃんと対処しなかった事が後々波乱にしてしまった要因ですが)
フリーキックで再開する前に、やられた方のチームに「俺間違ってる?かなり危なかったよな?」って聞いたら、「いや、かなり危なかったです。レッドでも間違いないと思います」って言ってくれたので、間違いではなかったと思います。
A1(副審1)も「イエローが妥当だと思った」って言っていたので、ベンチ側からは右足を挟んだのが見えないから、印象が違うのかなと思いました。
このあと大変な事になっていきます。
第12条 ファウルと不正行為
ボールがインプレー中に反則があった場合にのみ、直接、間接フリーキックまたはペナルティーキックを与えることができる。
1. 直接フリーキック
競技者が次の反則のいずれかを相手競技者に対して不用意に、無謀に、または過剰な力で行ったと主審が判断した場合、直接フリーキックが与えられる。
・チャージする。
・飛びかかる。
・ける、またはけろうとする。
・押す。
・打つ、または打とうとする(頭突きを含む)。
・タックルする、またはチャレンジする。
・つまずかせる、またはつまずかせようとする。
身体的接触を伴う反則が起きたときは、直接フリーキックまたはペナルティーキックで罰せられる。
・不用意とは、競技者が相手にチャレンジするときに注意もしくは配慮が欠けていると判断される、または慎重さを欠いて行動すること。懲戒の罰則は、必要ない。
・無謀とは、競技者が相手競技者にとって危険になる、または結果的にそうなることを無視して行動することで、警告されなければならない。
・過剰な力を用いるとは、競技者が必要以上の力を用いる、または相手競技者の安全を脅かすことで、退場が命じられなければならない。