概要:社会人リーグの副審
詳細:レフェリーサイド(副審の反対側のサイド)の判定
4月21日、舞鶴の伊佐津川グラウンドで社会人リーグ1部の副審。
この日は朝から降ったりやんだりの雨。時折、ひどくなったりもしたので、出来れば自分の試合の時は降らないで欲しいなと思っていたら、結局試合を通して中々強い雨が降ってました。
こうなると、視界が悪くて判定も中々大変。
割と厳しい試合でしたが、主審の方は元1級審判の方で、しっかりマネジメントされていたので、荒れる事もなく、残り時間もわずか(わりと点差も付いていたので、ほぼほぼ試合も決まったような雰囲気)。
そんな中で、勝っている方のチームが自陣PA内でファウルされて、直接フリーキックからの再開。
キッカーはGKで、前線の選手めがけて大きくキックしました。
蹴ったボールは副審の私とは反対側のサイドに行ったんですが、ボールが何バウンドかして飛び出した前線の選手にわたりました。
一連の流れ:
- GKがキック
- 蹴った時点では前線の選手はオフサイドではない
- 蹴った後に前線の選手は飛び出す(オフサイドポジションに)
- 飛び出した選手とは別の選手がボールをトラップしようとしたけどトラップミス
- トラップミスしたボールが3のオフサイドポジションにいる選手にわたる
- ボールをドリブルしてシュート(キーパーが触ってCK)
私は4のトラップミスが他の選手で見えず、また、ボールの勢いやコースも変わらなかったために、1で蹴ったボールを走りこんだ選手が受けたと判断してしまいました。
守備側の選手は猛然と抗議してきて、「あれをオフサイド取ってくれへんかったらサッカーにならへんわ」とかってきつい文句をいわれました。
そのまますぐに試合終了になって、あとで主審の方にトラップミスがあったことを聞いて、選手がなぜあんなに怒っていたのか理解できました。
自分(副審)とは反対側のサイドで、雨で視界も悪く、プレーした瞬間が他の選手で見えなかったとはいえ、それを見極めるのが副審の仕事なんで、難しいなと感じました。
(極論すれば、オフサイドをみるのが副審の仕事なんでね)