ロングスローに関する賛否 FIFA(IFAB)の考え(私なりの解釈)

ロングスローに関する賛否 - 渦の中で

 

ロングスローについて、乗り遅れながらも私なりの見解を書きました。

論点が分かりにくくなるので、別記事に分けましたが、もし、ワールドカップやCLでどこかのチームがロングスローから点を取りまくって優勝(あるいはそれに準ずるような快進撃)をしまくったり、多くのチームでロングスロー戦術ばっかりになったら、すぐにルール改正されるんじゃないかと思います。

 

「何を根拠に・・・」っていわれたら、「競技規則をみなさい。競技規則にはフットボールの全てがつまっておる」って名言のように答えたいですね。

 

それは冗談として、競技規則をみるようになってたかだか3年弱ではありますが(しかもそれほど読んでいるとは言えませんが)、やっぱり何となくではありますが、FIFA(IFAB)がサッカーをどう考えているのか、どうしていきたいのかっていうのは、今のルールであったり、過去からルールがどのように変わってきたかをみれば何となくわかるんですよね。

 

FIFAの考え(あくまで私の考える):

  1. サッカーが常に魅力的なスポーツであり続ける
  2. サッカーに手(腕)は存在しない(これについては別で書きます)

 

スローイング(手を使って)から、ヘディング(あるいはその後に密集してボールを蹴り込む)でゴールを奪い合うという行為は、FIFAの考え(あくまで私の解釈)からすると、とても許容できないと思うんですよね。なので、もし、ロングスローが主流になってきたりしたら、FIFAとしては許さないんじゃないかなと思います。

 

スローインを禁止する方法:

  1. スローインからは二人以上が触らないとゴールにならない(ドロップボールからの再開を流用)
  2. 投げられたボールが地面に触れずに相手側PA内で直接、競技者がボールを触れた場合は相手チームからのスローイン
  3. スローインに時間をかけさせない(GKの6秒ルールをスローインにも適用や遅延行為の厳格な適用で準備させないようにする)

 

競技規則(2020/21) 第12条 ファウルと不正行為

 2. 間接フリーキック
ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、次の反則のいずれかを犯した場合、間接フリーキックが与えられる:
・ ボールを放すまでに、手または腕で6 秒を超えてコントロールする。

 

警告となる反則
競技者は、次の場合警告される:
・ プレーの再開を遅らせる。

 

プレーの再開を遅らせる
主審は、次のようにプレーの再開を遅らせる競技者を警告しなければならない:
・ 過度に再開を遅らせる。