ジュニアサッカージャッジ リプレイ#93

タイトル:GKのハンド

 

 

引き続きサンガカップ1回戦で主審をした話。

 

後半残り2分くらいで、攻撃側がPA右のラインギリギリくらいに蹴り出したボールをGKが飛び出してボールをキャッチ。でも、PAの外側に出ていたので、笛を吹いてハンドの反則をとりました。

 

私の流れ:

  1. 攻撃側がすぐにリスタートするかどうか一旦状況を確認
  2. すぐにリスタートしないので、ボールの近くにいた守備側の選手を既定の距離下げさせる
  3. GKにイエローカードを提示

 

本当なら、2と3は逆なんでしょうけど、間違ってしまいました。今までだったら、最初にカード提示できたんでしょうけど、GKが飛び出しているので、すぐにリスタートするかもしれないので、カード提示をまっていたら、あやうくカード提示する事を忘れかけていました。

 

ちなみに、GKは私がハンドをとった時に「どこがハンドなん?」って文句いってました。一瞬、ハンドのイエローと審判への異議でのイエローのイエロー2枚提示しようかとも考えましたけど、この程度の異議で出していいのかどうか判断がつかなかったのでやめておきました。

今度、どの程度の異議なら警告にすべきか、上級審判の方に聞いてみようかな。

 

競技規則(2020/21) 第12条 ファウルと不正行為(一部抜粋)

警告となる反則
競技者は、次の場合警告される:
・ 言葉または行動により異議を示す。

 

反スポーツ的行為に対する警告
競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は様々である。例えば:
・ 相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するためにボールを手または腕で扱う。