グリーンカードは出し手を選ぶ?

グリーンカードというのは、U12(特に低学年)の試合でフェアなプレー(色々あるけど)をした時に提示するカードの事。

カード類(イエロー、レッド)は審判を取得してもついてこないんで自分で購入しないといけないんです(京都は府のサッカー協会が4級取得時にイエロー、レッドをくれましたが)。なので、無くても問題のないグリーンカードは持ってません。
 
審判経験2年の保護者審判されてる方に「グリーンカード出した事ありますか?」って聞いたら、その方もグリーンカードを持ってないという答えでしが、一度だけグリーンカードを出したシーンを見た事があるという話でした。カードを出したプレイというのは「タッチラインから出て転がったボールを相手ボールにもかかわらず、一生懸命走って取りに行って、相手に渡した」というプレイに対して出されたようで、試合自体も審判がきっちりコントロールして非常に良い試合だったという事でした。
下手な審判がグリーンカード出したりしたら、「そんなのはいいからちゃんと審判してよ」って選手に言われそうなんで、中々ハードル高いですよね  という事で意見が一致しました。
いつの日か、グリーンカードを出せるくらい試合をきちんとコントロール出来るようになれるといいですが…。

未来予想図は?

連休初日の28日に息子のチームが奈良のカップ戦に参加。合計7試合した内、5試合の審判(全後半どちらか半分)しました。

もう、審判も5回目で段々と判断が出来るようになってきたと思っていたのですが、この日の対戦相手は、小学生低学年レベルとは思えない早いボール回しをするチームで、そんなチームこれまでみた事がなかったのでボールの動きが予測できずに私もグルグルまわってボールの動きを追いかけるのに戸惑ってしまいました。

 

当初の予定にはなかったのですが、そのチームともう1回やることになってしまいました。最初の試合ではボールがどう動くのか全く予想できなかったのですが、2試合目では結構ボールの動きが予測できました(例えばサイドに開いた選手にパスが入ったけどつまった時に「多分後ろに戻して中央を経由して(一気にサイドチェンジするキック力はないんで)逆サイドに展開かな」と思ったらその通りに展開したり)。そうなると、無駄に動かなくてもゆっくり歩きながらでも次の出所に近い所に先回りしてジャッジでき、自分の体力も消耗しないし、無駄に走らずにゆっくり歩きながらプレイを見れるので、プレイを見逃しする事が少なくなりました。

 

ブレーキランプは点滅しないけれど、次にどんなプレイをするのか(どこにボールが展開されるのか)という未来予想がわかれば先回りして動けて審判するのに余裕がでてくるんだという事はわかりました。

多分審判レベルが高いというのは、プレイ一つ一つの瞬間を見逃さないだけでなく、いくつも先のプレイを予測しながら動くということなのかなと、駆け出し保護者審判の勝手な思い込みですが、あながち外れてもいない気もします。

 

見えすぎちゃうと困る?

4月22日の日曜日の夕方からの練習試合の審判をしました。夜間照明なのですごく見え辛かったのですが、選手のプレイ自体はすごく見えたのでファウルは的確にとれました。ただ、後で何人かの保護者(サッカー経験者)から「ファウルをとり過ぎなんでもうちょっと流してもいいのでは?」って指摘を受けました。後で嫁がとっていた試合のビデオ(もちろん私じゃなくて息子を)を見ると、笛を吹いたプレイは完全なファウルかなという感じだったのでやっぱりよく見れていたなと自分で自分を褒めました。

ただ、笛を吹いた後のジェスチャー(ファイルやオフサイド)をきちんと静止して明確にした方がいいかなというのが反省点です。笛を吹いてから歩きながら少しの間だけ手を上げたりしていたので選手側に何のファウルなのかイマイチ伝わってない事が結構ありました。

 

土地柄?

審判3回目は、大阪の強豪チームとの練習試合だったんですが、土地柄なのか子供達のジャッジに対する文句が多い(もちろん私の審判がダメなのもあるでしょうが)。

バックパスの反則を取った時に、パスした(ように見えた)DFの子には猛抗議されました。でも、たとえ練習試合といえど、一度ジャッジしたら「やっぱり間違いかも」と思っても、判定を変えてしまうと、その後が収拾がつかなくなるんで絶対に判定は変えません。

 

とりあえずの審判グッズ

 

公式戦になると、審判服など必要な物が色々ありそうですが、とりあえず練習試合だけなら時計(時間が測れる)と笛があればOKです。服装は動ける格好(ジャージなんか)とスポーツ出来る靴があればいいかと。

 

私が買った笛はこれです。

 

molten(モルテン) レフェリーグッズ サッカー専用ホイッスル ドルフィンF 黒 RA0070-K

molten(モルテン) レフェリーグッズ サッカー専用ホイッスル ドルフィンF 黒 RA0070-K

 
同じチームで審判されてる方が最近買われたのがバルキーン。アマゾンでも、あり得ないくらいの高評価で私もお金とバルキーンに見合う審判技術が身についたら買おうかと思います。
 

 

molten(モルテン) サッカー審判員用ホイッスル バルキーン RA0030-K
 

 

 
時計はデジタル時計を持ってなかったんで、安いものを買いました。初心者審判にはこれで十分かと思います。
 
 
 

 

スタートが肝心

審判二回目は色々と反省点が多かったですが(一つ前と二つ前のブログで書いてます)、もう一つ反省する事がありました。

 

試合時間を時計で測るんですけど、それまでは試合開始の笛を吹いてからボタンを押してました。その試合は20分ハーフという決まりだったのですが、1試合目は相手チームが「15分でお願いできませんか」と言ってきたので15分で試合を行いました。

 

二試合目は通常通り20分ハーフだったのですが、笛を吹いてからタイマーのボタンを押そうとした時に設定が15分になっていることに気づき、急いで設定を変えてタイマーをスタートさせたんですけど、たぶん10秒近く時計だけを見ていました。その間にキックオフしたチームがそのまま持ち込んでシュート(ゴールにはなりませんでしたが)。危うくゴールを見逃すという大失態になってしまう所でした。

あとでネットなどをみたら、タイマーのボタンを押してから笛を吹くのが当然の流れみたいでした。

 

ちなみに使っている時計はこれです。値段的には安いですけど機能的には問題ないのでとりあえず審判しないといけないという方にはお勧めです。

 

 

誰がオフサイドラインですか?

審判デビュー2試合目は色々と大きなミスが出た。ひとつはエリア内でのハンドを見逃したこと(一つ前のブログ)、そしてもうひとつはキーパーが飛び出してしまった後のオフサイドの判定。

 

通常オフサイドかどうかは守備側フィールドプレーヤー(主にDF)の一番後ろの選手を見ていれば問題ないが、ルールはあくまで「後方から二人目の相手競技者」なので、ゴールキーパーが攻め上がったりした場合は二人目が誰かの判断が難しくなります。

 

この前の試合で、キーパーがペナルティエリアよりもずいぶん前に出て来てボールを処理しようとしたけど、攻撃側の選手にボールを取られてしまい(キーパーはそのまま置き去り)、頑張って戻ってきたDF二人がなんとか対処しようとしていたが、攻撃側が2人でパスを回してゴール。このパスがオフサイド(後でコーチに指摘されたけど)だったけど、私はキーパーがいないことで完全にパニックになってどこがオフサイドラインかなんて全然わからずとりあえずゴールだけ認めてしまった。

とりあえず、キーパーがいない状態でもオフサイドラインが何処か判断しないといけないケースがあるという事はわかったが、もう一回同じ様な事が起こったとしてその時にきちんと判断できるかというと全く自信がありません。でも、特にジュニア(低学年)の試合では結構ありがちなんですよね。

 

あと、ディフェンス一人(例えばキーパーだけ)になった場合のオフサイドラインはボール。つまり、ボールをキープしている攻撃側の選手が自分(ボール)より前にいる味方にパスするのはオフサイド。自分(ボール)より後ろから走りこんできた味方にパスするのはOKみたいです。

 

神の手?

 

 

2018年4月中旬に練習試合があり、二回目の審判をしました。結果的には前回の紅白戦の失敗を活かせず、得点に直結するプレーでの判断ミスを犯してしまいました。

 

そのひとつがハンドです。

ハンドって難しいですね。審判資格とってから色々みさせてもらっている審判経験豊富な方のブログでもハンドは難しいって書いてあって、審判のレベルに関わらずハンドの判定は難しいかと。zaskersanetomo.hatenablog.com

 

ハンドの難しさ

・角度によっては見えない

・その瞬間をきっちり見ることが難しい

・ジュニア(特に低学年)の場合、勝手に判断してプレーが止まったりして

 しまうので 違うと判断した場合、「違う」と意思表示する必要がある場合がある

 

 

 

今回は、ペナルティエリア付近からシュートしたボールがエリア内にいるDFの胸辺りにまっすぐに飛んでいって、DFがボールが怖くて思わず手を出してしまったというケース。シュートしたチームの子供たちは「ハンド」って叫んでプレーはほぼ完全に止まってしまったのですが、僕はとっさの判断と言うか何となくと言うか「ちがう」って流しました。後でコーチに確認したら「あれはハンドです」って言われました。ハンドならPKなんで、思いっきり点に絡むプレイでの判断ミスでした。

この練習試合でさらにもうひとつ、点に絡む判断ミスを犯しましたが、それはまた後で・・・。

バックパスはスルー?

4月にチームの紅白戦があり、コーチから「審判の練習になるんでよかったらどうですか?」と言われたんで紅白戦の審判を行いました。その2週前の審判デビューと比べたら「所詮紅白戦だから」っていう緊張感のなさがあったのですが、終わった後にあまりの出来なさにへこんでしまいました。

 

開始2分ぐらいでバックパスの反則をとったんですが、笛を吹いた瞬間に選手全員が「何の反則?」っていう雰囲気。(その後も何試合か審判して段々わかってきましたが、おかしな笛を吹いたらグラウンドの空気が「?」であふれかえります)

私としては足でボールを蹴って(多少ボールが当たったぎみでしたが)、キーパーがとったのでバックパスと判断したのですが、子供たちに「今のは違うで」って言われました。後日の試合で、キーパーに向かって転がっていたボールに最後にDFが触ったように見えてバックパスの反則をとったのですが、子供から「触ってない」の猛抗議。あとで他のコーチとかに聞いたら、「バックパスの反則はよっぽど明らかなパスをキーパーが取ったとき以外はとらない」と言われました。

 

その後もオフサイドかどうかの判断が遅く、笛を吹くタイミングを逃してそのままプレイが流れてしまうことが何度もありました。1度は、明らかなオフサイドを笛が吹けずに横でみていたコーチに笛を吹かれてしまいました。

紅白戦で思わぬ失敗。デビュー戦はまあまあかなと自分で思っていただけに今後の審判が不安になってしまいました。

 

 

審判デビュー

18年3月に奈良で行われた練習試合で審判デビューしました。
奈良に向かう途中の車の中で審判をとった事を伝えると、「審判してもらえると助かります。4試合ありますけど全部しますか?」
ときかれたので、「とりあえず1試合目はやってもらっていいですか?その試合でどうするのか見させてもらいます」と答えました。2試合目から4試合目までの3試合(前後半どちらか)やりましたが、初めての割にはまあまあかなという感じではありました。

反省点
・試合前の段取り
 挨拶、ジャンケンしてコートかボールか決めるといった流れがとんでしまって、最初からバタついた
・いくつかオフサイドを見落とした
 後で息子に指摘されたが、どのプレイの事をいってるのかもわからなかった
・二試合目が集中力が全くなくて、プレイについていけない時間があった