ここ1~2年ほど教養ブームで歴史の本や読書の方法についてなどの本が書店に多く並んでいる。
私もそういった類の本は割りと好きで今まで色々と読んできたけど、この本はとても
面白かった。
この本の著者はおそらくかなりの知識人のようで、1冊あたり4~5ページなのに
ただ単に本の紹介だけでなく、作者について、その本を書いた経緯その他関連情報
が豊富です。
ゲーテって「若きウェルテルの悩み」くらいしか知らなかったけど(教養なさすぎ)、
音楽・美術・科学からワイマール公国の宰相を務めたほどの多才な人だったらしい。
その多才なゲーテが特に高く評価されているのが作家としての事績で、ファウストは
そのゲーテの大作らしい。
その他にユリシーズも20世紀最高の小説といわれており、こちらも時間があれば
読んでみたい。
ちなみに、70冊中私が読んだことがあるのはわずか3冊(ユートピア、戦争論、
孫子)。本来ならこういった古典は時間がたっぷりある大学時代に読んでおくべき
だったと少し後悔しますが、学ぶのに遅いということはないと思うので、今からでも
読みたいと思う本は読んでいこうと思う。
古書店のオヤジが教える 絶対面白い世界の名著70冊 (知的生きかた文庫)
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ユリシーズ 文庫版 全4巻完結セット (集英社文庫ヘリテージ)
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