概要:競技規則第2条 ボール
詳細:空気圧
さすがに大きさとかは公式球を使っていれば気にする必要はないと思いますけど、空気圧は試合前の準備でちゃんと確認する必要があります。
両チーム1球ずつ持ち寄りの試合の場合、待っていたら全然ボール出してくれないです。
「試合球もらえますか?」っていって、「持って行きます」って言われるのもクセモノ。そのまま待てど暮らせど出てこない事もあります。
U-15のリーグを担当し始めた時にその罠にかかって、1球は早く出てきたけど、1球が全然出てこず、出てきたのが試合直前。
余裕がなくて、直前にでたボールは空気圧を確認できずに、そのまま試合開始。
そんな時に限って、ボールがグラウンド内から出てしまい、もう1球の方でプレーする事になりました。
そしたら選手から、「このボール、ペコい(空気が入っていない)」って言われて、焦ってしまいました。
グラウンド外に出ていたボールが戻ってきてたのでそれに交換して事なきをえましたが、ちょっと焦りました。
あとで測ったら、0.65気圧。ルール的にはOKだったけど、ボールの適正な空気圧が確か0.8~1.0気圧だったので、それはまあ、やわらかいよなって感じでした。
ただ、心の中では、「お前らがボールを早く出さないからアカンねん」って思ったりもしました。
こういう場合は、空気入れと空気圧チェックを渡して、本部の人にお願いするのがよかったかもです。
破損したというのは聞いた事がないけど、一応、ルールとしては覚えておいた方がいいかもです。
第2条 ボール
1. 品質と規格
ボールは、次のものとする。
・空気圧は、海面の高さの気圧で、0.6~1.1気圧(600~1100g/cm2:8.5~15.6ポンド/平方インチ)。
. 欠陥が生じたボールの交換
ボールに欠陥が生じた場合、
・プレーは、停止される。
・プレーは、ドロップボールで再開される。
キックオフ、ゴールキック、コーナーキック、フリーキック、ペナルティーキックまたはスローインのときに、ボールに欠陥が生じた場合、プレーの再開をやり直す。
ペナルティーキックまたはPK戦(ペナルティーシュートアウト)の途中で、ボールが前方に動き、競技者またはクロスバーまたはゴールポストに触れる前に欠陥が生じた場合、ペナルティーキックは、再び行われる。
試合中、ボールは、主審の承認を得ずに交換できない。