シン活 番外編 競技規則 第1条 その2

概要:競技規則第1条

詳細:1条編 テクニカルエリア

 

アクティブで審判活動するようになってから分かったんですが、テクニカルエリアはすごく重要。

ベテランの審判の方は、グラウンドチェックの際に絶対にテクニカルエリアをチェックされます。

その辺、私は適当なんで、よくテクニカルエリアを作ってなくて指摘を受けたりします。

 

作るだけでなく、試合中も、2名以上が立ち上がって指示していないかとか、エリアから出てないかとかもちゃんと確認しないといけないです。

ちなみに、ベンチのコーチとかは、どうしても試合に入り込んでしまうと、ピッチ内まで入ってきたりする事があります。

悪気があるわけではないので、そんな時は「申し訳ないです。もう少し下がってもらえますか」って伝えたら、我に返ったように「すいません」って下がります。

本当は何回もテクニカルエリアから出ると注意(繰り返せば警告)になるんですけど、まあ、審判に文句を言っているわけではなければ、穏便に済ませます。

 

 
. テクニカルエリア

テクニカルエリアはスタジアムで行われる試合において用いられるもので、次に示されるよう、エリア内には、チーム役員、交代要員および交代して退いた競技者の座席が設置される。
・テクニカルエリアは、特定された座席部分から両横に1m(1ヤード)、前方にタッチラインから1m(1ヤード)までにするべきである。
・テクニカルエリアを明確にするためにマーキングをするべきである。
・テクニカルエリアに入ることのできる人数は、競技会規定によって定められる。
・テクニカルエリアに入ることのできる者は、
 ・競技会規定に従って試合開始前に特定される。
 ・責任ある態度で行動しなければならない。
 ・トレーナーやドクターが競技者の負傷の程度を判断するため主審から競技のフィールドに入る承認を得た場合などの特別な状況を除いて、エリア内にとどまっていなければならない。
テクニカルエリアからは、その都度ただ1人が戦術的指示を伝えることができる。

 

第12条 ファウルと不正行為

ボールがインプレー中に反則があった場合にのみ、直接、間接フリーキックまたはペナルティーキックを与えることができる。

チーム役員
テクニカルエリアに入ることのできる者(交代要員、交代して退いた競技者またはチーム役員)、もしくは退場になった競技者による反則があり、その反則を行った者を特定できない場合、テクニカルエリア内にいる上位のコーチが罰則を受ける。

注 意
通常、次の反則については注意となるが、繰り返して、または露骨に行った場合は、警告または退場とするべきである。
・リスペクトある、または対立的ではない態度で、競技のフィールドに入る。
・副審や第4の審判員の指示または要求を無視するなど、審判員に協力しない。
・決定に対して軽度の不満を示す(言葉や行動により)。
・他の反則を行うことなく、時折テクニカルエリアから出る。