概要:シニア大会(O-40)の主審
詳細:シニア特有の・・・
シニア(特に年齢が上がるにつれて)で気を付けないといけない事:
- ファウルの基準(少しの接触でも転倒したら取るようにする)
- アフターのファウル(特に後半、自分の体を制御できなくなるので)
- セルフ転倒
- その他思わぬところでのケガ
メンバーチェックでのアイスブレイクも終わって、いざ試合開始。
メンバーチェックで感じたのは、両チームともにO-40と言いながらも実際はO-50のメンバーの方が多いんじゃないかというメンバー構成。そういう意味ではワンサイドゲームにはならない可能性もあるかなと思ってました。
実際に試合が始まっての感想は、試合前の予想通り。
両チームともに省エネを心がけるような試合展開。たまにカウンター攻撃があっても、枚数が全然足りていないし、チームのメンバーも、「一旦キープして」みたいに自ら攻撃のチャンスを捨ててしまうようなシーンもあって、「せっかくのカウンターのチャンスなのになぁ」と審判の私が思う事も何度かありました。
気を付けようとしていたのが、ファウルについて。
他のカテゴリーだったらファウルじゃないような接触でも、倒れてしまう事があるので、接触があって倒れた時は「その程度で?」って思うような時でも出来るだけ取るようにしようと意識してました。
試合開始からいくつかあった接触もそんな感じでファウルを取ったので、選手と私のファウルの基準は上手く一致したかなと思いました。
あと、ボールと全然関係のないところで、お互い動いている中で偶然ぶつかった際に大きく転倒してしまい、「レフェリー!」ってアピールされたりして困りました。
でも、実際、転倒した時に結構痛そうなこけ方してたので(筋肉はないのに体重はあるので、転倒した時に衝撃を吸収しきれないみたい)、無下にはできないので、一応近寄って状況確認しないといけないし面倒でした。
あと、特に後半になると、止まるという事ができなくなるので、ボールに寄せてそのまま止まり切れずに相手にぶつかりそうなシーンが増えてきました。
幸い、私の担当した試合は、多少ぶつかりながらもなんとか止まれたり、相手選手がよけてくれたりして、アフターのタックルでのケガみたいな事態は防げました。