概要:U-18京都府1部リーグの主審
詳細:反スポ(大きな攻撃の阻止)
話が前後してしまいますけど、異議で警告した前に反スポで警告したので、そちらの紹介。
後半、2点負けているチームのカウンター。ハーフウェーラインより少し相手陣内に入った所でFWの選手がDFの選手を背負いながら後ろ向きでボールを受ける。
ディフェンスラインも高い位置にいたので、反転してDFラインを抜け出せばチャンス。
DFのプレッシャーがあったんで反転はできないので、斜めにドリブルしながらDFを突破しようとするFWの選手を、DFの選手が意地でも行かせないようにと思ってか、FWの選手の肩辺りのユニフォームを掴んで止めようとしてました。
反則なのはわかってましたが、FWの選手はDFの手を振りほどきながら突破しようとしてたので、少し様子見。もし突破するかパスで展開したら、「プレーオン!」っていう準備をしてました。
結局、DFの選手はまたユニフォームを掴んだため、FWの選手はボールをキープしていたものの、すぐに次の展開に行きそうになかったので、笛を吹いて、DFの選手に警告を与えました。
ここは結構悪意のあるファウルだったので、もしカードを出さなかったらFWの選手は不満だったと思いますが、カードを出したので、選手からもベンチからも文句は出ませんでした。
自分でもこの警告は的確だったんじゃないかと思いました。
多分ファウルだけでノーカードで済ませてたら、ベンチから「レフェリー!」って大声で叫ばれていた気がします。
第12条 ファウルと不正行為
ボールがインプレー中に反則があった場合にのみ、直接、間接フリーキックまたはペナルティーキックを与えることができる。
警告となる反則
競技者は、次の場合、警告される。
・反スポーツ的行為を行う。
反スポーツ的行為に対する警告
競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は、様々である。例えば競技者が、
・相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害または阻止するためにその他の反則を行う。ただし、ボールをプレーしようと試みて、または、ボールに向かうことで(相手競技者に)チャレンジして反則を行い、主審がペナルティーキックを与えた場合を除く。