シン活 #110-3

概要:U-18京都府1部リーグの主審

詳細:大事故

 

いよいよ試合開始。スピードについて行けるか心配でしたが、序盤はまあまあの出来。ファウルもちゃんと取れてたし、選手は「レフェリー、引っ張ってます」とか言っているけど、そこまで本気で文句言ってる感じでもないので、自分としてはいい感じでした。

 

それで事件が起こったのは前半18分。

ルーパスにFWが抜け出し(ゴールまで30mくらい)。ちょっとオフサイドっぽい気がしたけど、副審のフラッグは上がらず。ディフェンスは「オフサイド!」って叫んでいるけど、フラッグは上がらないんで必死で追いかける。キーパーが飛び出したタイミングでシュート。ボールは勢いなくゴールに転がっていき、必死で追いかけたDFが何とか追いつこうとしたけど間に合わず、最後何とかボールに触ろうとしてスライディングするも届かず。ただし、ボールはゴールポストの横をすり抜けてゴールならず。

と思ったらスライディングしたDFはそのままゴールポストに激突。「バコーン!」というものすごい音がして、ゴールが50cmほどずれてしまうほどの衝撃。

急いで駆け寄って「大丈夫か!?」って声をかけたけど、ひざ下辺りを押さえながらうずくまって首を振るだけ。

 

急いでベンチのコーチに入ってもらいましたが、担架は用意されておらず。

運び出そうにも、痛みが強くてしばらく動かせそうにもなく。

どうしようかと時計をみたら20分だったので、少し早めですが、飲水タイムにしました。

 

少し時間が経って、ケガした選手がフィールド外に出れたので、飲水している選手を戻して、ケガした選手の交代の選手を入れて、試合再開。

 

あと、事故につながったプレーで守備側の選手が「副審がラインにちゃんと付けてない」「絶対オフサイドだった」とか言ってたんで、ちょっとだけ副審とどんな状況だったか会話しました。

 

多少テンパりましたが、何とか無事に再開まで持って行けました。

 

まあ、これまで色々とあった経験値がここで活きました。