シン活 #110-1

概要:U-18京都府1部リーグの主審

詳細:ファウルスロー

 

話が前後しますが、2025年4月19日(土)に、太陽が丘の人工芝グラウンドでU-18京都府1部リーグの主審をしました。

 

U-18のリーグを担当するのは多分3試合目(去年2試合)。

去年の2試合は2枚目のイエローで退場させなかったり、京都の高校サッカーの重鎮の指導者を退場させたり、色々とありました。

 

今年はこのレベルの試合を問題なくジャッジできるようにしたいです。

 

この日は15時30分キックオフの試合を担当。

家から会場に出かけるのは12時過ぎでしたが、朝は時間があるといっても、何かするには中途半端な時間なんで、どうせなら朝早い試合の方が良かったです。

 

早めに家を出たので、会場に着いたのは13時頃で2つ前の試合が終了間際でした。この日は4月というのにかなり暑かったので、13時とか14時の試合はかなりきつそうでした。

 

予定時間より5分ほど遅れて1つ前の試合がキックオフ。私の試合まで2時間ほどあるので、のんびり試合を観ながら、ストレッチしてました。

 

開始して5分くらいで、本部前(両ベンチの間、私がストレッチしていた付近)でボールがタッチラインから出ました。

このボール、斜めに転がって外に出たので、転がったボールを選手が拾った場所はボールが出た場所から10m近く離れてました。拾い上げた選手はそのまま自分が拾った場所(相手陣内に入った場所)からスローイングしようとしたので、主審は「場所が違う」って言いながらゼスチャーで戻ってって合図してました。

ただ、スローインしようとした選手はその声とゼスチャーに全く気付いておらず、そのままスローインしてしまいました。

私だったらやり直しさせたかなと思うんですが、主審はファウルスローを取りました。

 

これにファウルを取られたベンチと選手は結構怒ってました。

少し経ってから監督がストレッチしている私のに近寄ってきて、「あれはおかしくないか?場所が間違っているなら教えてくれたらいいやんか。せっかくいい試合しようとしているのにレフェリーが台無しにするような事したらあかんやろ」って、私に文句言ってきました。

 

まあ、確かに気持ちがわからなくもなかったので、「ハーフタイムにちゃんと話しておきます」って伝えて納得してもらいました。

 

開始してすぐで、特に大きく影響もない場所でのスローインで選手やベンチを刺激してしまうのは、あまりいい方法じゃないので、その辺りはあまり杓子定規にならずにやらないといけないと感じました。

第15条 スローイン

スローインは、グラウンド上もしくは空中でボールの全体がタッチラインを越えたとき、最後にボールに触れた競技者の相手競技者に与えられる。
スローインから直接得点することはできない。
・ボールが相手競技者のゴールに入った場合 - ゴールキックが与えられる。
・ボールがスローワーのゴールに入った場合 - コーナーキックが与えられる。

1. 進め方

ボールを入れるとき、スローワーは、次のようにボールを投げなければならない。
・競技のフィールドに面して立つ。
・それぞれの足の一部が、タッチライン上またはタッチラインの外のグラウンドについている。
・ボールが競技のフィールドを出た地点から、両手でボールを頭の後方から頭上を通す。
すべての相手競技者は、スローインが行われる場所のタッチライン上の地点から少なくとも2m(2ヤード)離れなければならない。
ボールは、競技のフィールドに入ったときにインプレーとなる。ボールが競技のフィールドに入る前にグラウンドに触れた場合、同じ地点から同じチームによるスローインが再び行われる。スローインが正しく行われなかった場合、相手チームがスローインを再び行う。
競技者がスローインを正しく行い、不用意でも、無謀でも、または過剰な力を用いることもなく、意図的にボールを相手競技者に向けて投げて、はね返ったボールを再び自分のものとした場合、主審は、プレーを続けさせることができる。
スローワーは、他の競技者が触れるまで再びボールに触れてはならない。