シン活 #83

概要:社会人リーグ(担当外の試合)

詳細:何名以下なら無効試合か?

 

4月21日に舞鶴市の伊佐津川の人工芝グラウンドで京都府社会人リーグ1部の試合の副審をしました。

 

この日、この会場で社会人2部2試合と1部2試合の合計4試合実施されました。

 

私は3試合目の副審だったんですが、1試合目は現役1級審判の方が担当されてたんで、レフェリングを勉強させてもらおうと、かなり早めに会場に来ました。

 

試合会場についたら、試合はすでに始まっていて、すでに来られていた他のレフェリーの方と一緒にみていたのですが、一目みて何か違和感があり、よく見ると片一方のチームの人数が9人しかいませんでした。

 

社会人のチームは結構ギリギリの人数のチームもあるみたいで、ケガ人とかもあったりしたら11人そろわずに試合する事もたまにあるみたいです。

 

それで、試合の途中で転倒して手をついた選手が手の指(たしか小指)を骨折か脱臼したみたいで、リタイア(救急車で運ばれました)。当然補充はないままで、8人で試合続行。

 

後半残り時間も数分という所で、飛び出したGKをかわされてシュートを打たれた際に、ゴール前にいたDFが横っ飛びのダイビングキャッチ。

 

当然のレッドカード(DOGSOではなくDOG(得点の阻止かな?))で、退場して、残り選手は7名。

 

もう一人退場者がでたら6人になって試合が成立しないので大丈夫かなと思いましたが、残り時間も少なかったので、そのまま終了しました。

 

もし私が主審だったら、「何人になったら試合成立しないんだったっけ?」ってものすごく不安になったと思います。

この機会に自分の担当試合でそんな事になっても、不安にならないように競技規則を確認しておきます。

 

DOGSO・・・決定的な得点機会の阻止(Denying an Obvious Goal-Scoring Opportunity)

DOG・・・得点の阻止(Denying the Opposing team a Goal)

 

 

サッカー競技規則2023/24 | 日本サッカー協会

第3条 競技者

1. 競技者の数

試合は、11人以下の競技者からなる2つのチームによって行われる。そのうち1人は、ゴールキーパーである。いずれかのチームが7人未満の場合、試合は、開始も続行もされない。
1人以上の競技者が意図的に競技のフィールドから出たために1チームの競技者が7人未満となった場合、主審は、プレーを停止する必要がなく、アドバンテージを適用することができる。ただし、ボールがアウトオブプレーになった後に1チームの競技者が7人未満である場合、試合を再開してはならない。
競技会規定ですべての競技者と交代要員の氏名をキックオフの前に届けなければならないとしているものの、チームが11人未満の競技者で試合を開始した場合、チームリストに氏名が届けられている競技者と交代要員のみが、到着後試合に参加することができる。

 

第12条 ファウルと不正行為

 

退場となる反則
競技者、交代要員または交代して退いた競技者は、次の反則のいずれかを行った場合、退場を命じられる。
・ハンドの反則を行い、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが手や腕でボールに触れた場合を除く)。

 denying the opposing team a goal or an obvious goal-scoring opportunity by
a handball offence (except a goalkeeper within their penalty area)