シン活 #26-4

概要:7月24日 京都府社会人リーグ1部の副審

 

タイトル:オフサイド

 

これは私ではなく、もう一人の副審の方だったんですが、結構重要なシーンがありました。

 

試合展開的には、負けているチームの方がボールを保持する時間が多く、ゴールポストに当たったプレーもあったし、結構大きなチャンスも作り出してました。

中々点が入らない中で、後半、押されていたチームがカウンターから見事なシュートで1点先取。得点した方のチームは交代選手が2名しかおらず、後半になると足が止まってしまった選手も多く、わりと全員引いた状態でなんとか逃げ切ろうとしてました。

 

そんな中、残り時間もほとんどない中で、負けていた方のチームが右サイドからクロス。それを、FWの選手に当たったか当たらなかったか判らないけど、そのままゴールイン。後半ギリギリで追いついたかと思ったら、副審がフラッグを上げて、オフサイドとジャッジ。

 

とりあえず主審は得点ともオフサイドとも決めずに、副審の元に駆け寄って行き、二人で状況を確認。

話をする主審・副審に選手もどんどん近寄ってきて、みんな「どっちや?」という状態でしたが、主審は副審の判定の通り、オフサイドでノーゴール。

選手が近寄ってたので猛抗議するかと思いましたが、選手達もある程度わかっていたのか、社会人にしては珍しく判定を素直に受け止めていました。

 

結局はそのまま得点は入らずに1-0で試合終了。

 

あとで聞いた話としては、オフサイドポジションにいたFWの選手がボールを蹴ろうとしたけど、空振りしたみたいで、そのままゴールに入ったみたいです。

試合を決めてしまう判定をきっちり見逃さずにナイスジャッジだったと思います。あと、主審の方も冷静に副審の所に駆け寄って確認にいったのは良かったと思います。

(副審に確認せずにオフサイドって判定したら選手は絶対納得しなかったのではないかと思います)