シン活 #17-4

GW副審三連発の第三弾の二つ目。

 

概要:オフサイド(ボールの出どころが副審から判断できない場合)

 

GW副審シリーズ最後は京都府社会人リーグ1部の試合。

 

試合前の打合せの確認事項として「オフサイドポジションにいるのは間違いないが、ボールの出どころが分からなかった場合(攻撃側の選手が出したボールか、守備側が触れたのか)は旗を上げる」って言われます。

 

この試合でまさにそのプレーがあったので紹介します。

PA内でゴチャゴチャっとした後に、攻撃側のチームが一旦ボールを下げて(PAの10mくらい後方)、そこからもう一度PA内にボールを放り込みました。

放り込んだボールに対して攻撃側・守備側の選手がヘディングで競り合いましたが、どちらの頭に当たったのかは私からは見えませんでした。

ただ、ヘディングされたボールが、左サイドで明らかにオフサイドポジションにいた攻撃側の選手に渡りました。

私はボールが攻撃側・守備側どちらから出たかわからなかったため、すぐにフラッグアップ出来ませんでした。

その選手がゴール前にクロスしたくらいで、「そういえば、ボールの出どころが分からなかっても、オフサイドポジションにいたらフラッグアップして下さい」って言われていたことを思い出して、結構遅くなりましたが、フラッグアップしました(選手から文句が出なかったからよかったです)。

 

ボールは攻撃側の選手の頭に当たってから渡っていたみたいで、主審が笛を吹きました。フラッグアップが結構遅かったですけど、選手からは文句はなくてよかったです。

 

いくら打合せでは確認していても、いざ判定しないといけなくなった時にちゃんと動けるかどうかはわからないし、今回は遅いながらも動けましたが、プレーが流れてしまってから気付く事やあとで指摘されてから気付く事も多いです。

 

まあ、そうやって色々と経験(失敗)を積みながら上手くなっていくしかないんでしょうね。