シン活 #1 (補足)

タイトル:タイミング良すぎ

 

10月9日土曜日の記念すべき初割当で、オフサイドかどうかの判定で観客からリスペクトに欠けるヤジを受けた事を書きましたが、タイミングよく、そのすぐあとの10月10日のヨーロッパネーションズリーグ2020-2021の決勝(スペインvsフランス)でエムバペのゴールが同じ状況でしたね。

 

色んな記事や動画のコメント欄をみていると、「あれはオフサイド」って意見の方が多く、「オフサイドじゃない」ってコメントしている人は大体「意図的なプレー」みたな内容が書いてあって、ある程度ルールを理解しているのかなと思いました。

 

「守備側の選手がシュートを防ごうと足を出して(セーブ)、ボールに触ってからオフサイドポジションの攻撃側の選手にボールが渡ったらオフサイド」で、同じ文章で「シュート」が「パス」になったらオフサイドではないというのは、普通のファンや選手は理解していないし、競技規則で説明されたとしても理解できない(納得できない)のでしょうね。

 

もし、競技規則が現状の「意図的にセーブ」だけじゃなく「意図的にパスカット」が追加されたらどうなるのかな?審判として判断が難しくなるのか?ただ、ファンや選手はその方が納得いくのかも。

 

現行ルール・・・相手競技者によって意図的にセーブされた。

変更案  ・・・相手競技者によって意図的にセーブあるいはパスカットされた。

 

パスカットの定義も必要になってきますね。

 

シン活 #1 - 渦の中で

ジュニアサッカージャッジ リプレイ#92 - 渦の中で

 

競技規則(21/22) 第11条 オフサイド(一部抜粋)

 

 ・その位置にいることによって、次の場合に、ボールをプレーして利益を得る、または相手競技者を妨害する。

  •  ボールが、ゴールポストクロスバー、審判員もしくは相手競技者からはね  返った、またはそれらに当たって方向が変わってきた。
  •  相手競技者によって意図的にセーブされた。

オフサイドポジションにいる競技者は、相手競技者が意図的にプレーしたボールを受けたとき、意図的なハンドの反則を犯した場合も含め、利益を得ているとはみなされない。
ただし、意図的なセーブからのボールを除く。

 

「セーブ」とは、ゴールに入りそうな、またはゴールに近づいたボールを競技者が手や腕(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが触れた場合を除く)以外の体のいずれかの部分を用いて止める、または止めようとすることである。