1年前(2019年)にラグビーのワールドカップで盛り上がってましたね。
私も何試合かテレビで観戦しましたが、サッカーと比べて明らかに「いいな」と思えるのは、試合終了の時間がきちんと分かる事。
時間がきちんと表示されてカウントダウンされて、0になったらブザーがなって、そのプレーが途切れたら試合終了(大体あっているとおもいますけど)。
1トライで逆転できる点差の場合、どちらのチームも必死。ただし、負けている方のチームでもプレーを切らずに攻めていけば試合終了にはならないんで(勝っているチームが故意に反則しても試合終了にならないんで)、落ち着いて攻めればいいし、勝っているチームはマイボールにすれば外に出せば勝ちなんで、試合終了間際の1トライ差の攻防はラグビーの一番の魅力ですかね(完全にニワカなんですけど)。
それで、サッカーに関していうと、試合終了時間が微妙(私が思うに)。
審判していても、いつ終了の笛を吹いたらいいのかタイミングが難しいです(特に点差がない場合)。
10月22日にあったレフェリー塾(関西サッカー協会主催 毎月参加してます)で、試合終了に関しての話がありました。
アディショナルタイムに入る前に発生した故障その他で空費された時間とアディショナルタイム後の空費された時間が加算されるかどうかをクイズ形式で出されたんですけど、その中で非常に参考になった話を紹介します。
「例えばアディショナルタイム3分とした場合、3分から3分59秒の間に試合を終了させればいいので、その1分間の間に両チームが納得のいく形で試合終了の笛を吹く。1分間あればそのような形が来るだろうという意味でその1分間を使う」という話をしていただきました(私の理解した限りでは)。
いつも時間が過ぎた場合にどこタイミングで止めようかという基準が自分の中でなかったんですが、今後はこの言葉を参考にできるだけ両チーム(特に負けているチームが)納得するタイミングで試合終了の笛が吹けるようにしたいと思います。
ちなみに、アディショナルタイム前の空費時間はアディショナルタイムに加算しますが、アディショナルタイムに入ってからの空費時間はアディショナルタイムに含めません。
この辺はリンクのJリーグジャッジリプレイの上川さんの解説がよくわかると思います。