システムに関しての考察が甘くない?(半沢直樹)

7月19日から半沢直樹がスタートしました。

池井戸さんの作品って、現代版時代劇みたいな感じで、最後は悪をやっつける感じが色々と閉塞感のある2010年代(~20年代)で支持されてるんですかね。

(昔はドロドロとしまくったドラマが流行っていた時代もあったりしましたが)

 

私も最後は悪をやっつけるのを結構楽しんでみてるんですけど、私の本職のシステム関連でちょっと

 

ネタばれ注意:

昨日(19日)の話の中で、子会社の東京セントラル証券(半沢の現在の職場)の銀行出向組の社員が銀行に戻るために、銀行の証券営業部にM&Aの大口案件の情報をリークさせたのを、半沢が送信したメールの情報を(リークの証拠)突き付けたのを、銀行の証券営業部の部長が受信したメールをサーバーから消去させて、「そんなものは知らん」ってしらばっくれるシーンがありました。

 

でも、これって実際には今の時代、天下の銀行さんがいくら部長の指示とはいえ、電話1本でメールの受信履歴を消すなんてそんな事は出来ないでしょうし、仮に削除したとしても「削除した」という「実行ログ」は残るんで本気で調べたら絶対にばれると思いますけど。

おそらくは銀行なんかだと、何年間かは全ての送受信メールが保存されていて誰がなんと言おうと削除は出来ないと思いますけどね。

 

まあ、そんな指摘をするのは野暮なんでしょうけどね。

 

あと、半沢直樹の2013年のドラマの際に伊勢島ホテルがIT企業(ナルセン)に依頼した予約システムが100億円(確か)ってなっていたと思うんですけど(その金額が大きいので後々大変な問題が浮上)、「インターネットの予約システムなんてどう多く見積もったって2桁多いでしょう」っていう話で盛り上がった気がします。

 

原作は2作とも本で読んだんですけど、あんまり内容を覚えてないです。歳のせいでしょうか?